米倉恵蔵のホテル日誌1(オーバーブッキング編2)

さて、前回は何とかなる話をした。今回はどうにもならない時の話をしよう。
もう、にっちもさっちもいかない時は、近隣のホテルを予約する。価格が近い、部屋の広さが近い。グレードアップで差額ホテル持ち。これを満たさないと契約違反になってしまうからである。あと、肝心なのは「言い訳」。エアコンが故障した。水周りがおかしい。業者が電線を切ったなど、ホテルのせいではない言い訳をする。そんな事を言われたらオーバーブッキングを疑おう。では、そんな目に遭わないようにするにはどうしたら良いか。それは、旅行代理店を通すのが一番である。値段は割高になるが、旅行代理店との契約を違反すると、違約金が発生する。あと、R(リベート)の絡みが出てくるし、評価も落ちる。それは避けたいがゆえに、旅行代理店は大事にするのである。旅行代理店に行って値引き交渉はできないが、安全を求めたいときは、代理店経由で入れよう。次回は、旅行代理店とホテルの関係について書きたいと思う。また、質問も受付します。