2016年05月26日 01時29分
美少年の窓
若かりし頃、僕は美少年だった(若かりし頃を強調し、”たぶん”を付け加えておく)。
高校生の僕は電車に乗った。
吊革につかまり外の風景を眺めていたが、
視線を感じて前に座っている人を見た。
オジサンがニタニタと気持ち悪い笑みを携えながら一心にあそこをみつめているのである。
僕は恐怖におののいた。そんな趣味は誓って無いのである。
オジサンの隣に座っている清楚な若い女性がオジサンの視線を追った。
その後、顔を赤らめソッポを向いた。
おこちゃまの正義感を持った僕は腹が立ったね
『女性を辱めるような仕草をするなんて許せん!』心の中で叫び!
COOLESTに鋭いニラミをオジサンに送ってやった!
駅に着いた。
オジサンは立ち上がり僕の耳元でボソリと囁き出て行った。
「社会の窓あいてるよ」
大人のおむ2
タグわらた
2016年05月26日 01時52分