星のカナタの日記

2016年05月25日 00時22分

ズボンの中心でパンツが下がる

タグ: パンツ

日記の題名を見て『世界の中心で愛を叫ぶ』と見間違えた人がいるかもしれないが・・・
いや居ないか…


僕は小柄にもかかわらず御尻がほんの少しばかり大きい

だからパンツは割と早くゴムが緩くなる。


昨日履いていたパンツがゆるゆるだった。

僕は2年ほど前の事を思い出した。


夜に履いたゆるゆるパンツのまま出勤してしまった。
朝はカバンで押さえたり、ポッケに手を入れそっと引き上げる事で難を凌いだ。

問題が起こったのは帰宅途中である。

電車に間に合わせようと小走りしたのが原因でズボンの中でパンツのみが下がった。

『ポッケトに手を入れて引上げればいいじゃない』とみんな思うかもしれない。

確かにある程度までの下がり具合なら大丈夫なのだが、パンツがズボンの中心で

裏返ってしまうとどうしようもなくなるのである。



ある程度の人は経験があるかもしれないが・・・
いや無いか…

とりかえしがつかない状態になってはじめて事の重大さに気づくのである。



1.急にうごきづらくなる

2.スラックスが急にスースーする

3.先ほども書いたようにポッケから引き上げる事ができない

4.無理に動こうとすると『スラックスに御尻のラインが出るのではないか、

もしそのラインが見えたら変態じゃないか』との恐怖観念にとりつかれる。



僕は急に立ち止まってしまった。

必死に考えた。



解決案を思いついた。

1.肩に掛けているカバンをタスキ掛けにして御尻を隠す。

2.30メートル先に見えるエレベーターに駆け込む。

3.エレベーターでパンツを上げる。



決行の時が来た、しかし10メートル進んだところでエレベーターに向かって人が来た。

急に僕は壁越しに考えるふりをしたり、携帯を見るふりをして凌いだ。



やっと新たにエレベーターが降りて来た。

僕は走ったね、冷や汗をダラダラと流しながら、そして乗り込み"閉めるボタン"を連打したよ。