2015年10月26日 20時42分
20151026「街の中」
日差しが強い。昼間なのだろう。
住宅地の中を歩いていた。歩道が整備され、街路樹も植えられている。
大きな街だった。左側には家がたくさん建っており、喫茶店らしきものも見えた。
前の方には大きな高速道路も見える。さっきから聞こえている車の音はそこからのものだった。
右側にはフェンスで囲まれた大きな空き地が広がっていて、奥にはドームのようなものも見えた。
ここも一度来たことがあった。
後ろを向き、来た道を戻る。そちらにも高速道路があった。
そこまで進むと右に曲がり、道路沿いを進んでいく。
少し進むと駐車場があった。駐車場の奥には大きな会館もあった。
前に来た時に襲われた所だ。
あの時襲ってきた男には、二度と襲わないという約束をさせた。
契約に近い。それは絶対的なもので破ることはできない。何でもありのこの世界での唯一のルールだ。
駐車場を過ぎて、そのまま道路沿いを歩いていく。
しばらく行くと信号があった。車も走っている。
信号が青に変わるとそのまま道路沿いを進んでいった。
少し進むと女の子がうずくまっていた。
近づくと前に襲われた時、一緒にいた子であった。
足をケガしていたので、肩を貸して道路沿いを戻る。
話を聞くと前に襲ってきた男がまた来たそうだった。
そうだった。約束したのは私に危害を加えないということだけだった。
とりあえず今は安全な所へ行こうと信号を渡り、左へ曲がった。
すぐに小さなビルが見えた。前に来た時、この4階と5階を所有している人に助けてもらった。
1階にはスーパーみたいなものがあった。
女の子にエレベータで先に行くように伝える。
ケガの手当てができる物でも買いに行こうと離れた瞬間だった。
エレベータの方から女の子の悲鳴が聞こえた。
走っていくと中で捕まっている姿が見え、扉が閉まった。
行き先は分かっている。階段はすぐそばにあった。
という所で目が覚めた。夢に詳しい人はいないかなと思う。
現実世界では、取りだめたビデオを見て過ごした。
昨日から急に寒くなった。風邪をひかないようにしないと。