2015年10月24日 21時38分
中学時代のいじめっこ(?)の思い出話
タグ: 思い出話
私の中学二年の一年間は一人の男子から
執拗に追い回される一年間だった。
所謂クラス内ヒエラルキーの三軍、というのが中学二年の私だった。
話す男友達は、部活の友達だけ。
三軍は三軍なりに隅っこで静かに一年間を送りたかった。
が、そのクラスのイキッテる男子どもがそうはさせてくれなかった。
授業中は大騒ぎ
女子の顔面にはランキングを付け、
ぶさいく女子にはあだ名をつけ、
先生はキレながら廊下を走り回った。
女子にはめっちゃ嫌われていた。
(共通の敵ができたので女子はどんどん仲良くなった)
私はその頃というか高校卒業まで、自覚はなかったけど、人より頭の成長?が遅かったらしく
整理整頓、忘れ物、宿題、人の話を集中して聞く、というのががんばってもかなり難しい生徒だった。
これだけなら哀れに思ってくれたかもしれないけど当時私は勉強だけ何故か人よりできて、学年で10番程度には入れていた。怠け者、生意気、それが私の評価で今思うとそのせいで毎年学期半ば頃には真面目に授業聞いてる生徒にはよく思われなくなっていた。
そんなクラスで私は夏休み前頃からもうイキッテる中のイキッテる男子に目を付けられ、1日中追い回される羽目になった。
朝学校に来るだけで(遅刻ギリギリ)
おせえぞ◎◎(名字)www(大声)
宿題忘れて
またかよ◎◎www(大声)
部活の発表で
(◎◎www)←客席から大笑いで仲間と指差してんのが見えた
毎日毎日こんな調子で、正直、最初は学校に行きたくなくなっていた。
顔を変なあだ名を付けられた友達と励まし合い、なんとかしのいでいた。
そんな状況が変わったのは二学期を過ぎたあたりで、女子が団結しはじめた頃だった。
女子から総スカンを食らったおかげか、他の女子へのからかいはなくなっていった。
ちなみに私へのからかいは止まなかった。
拒絶しなかったからである。
何故かというと、いじめにしては曖昧なからかいだったのだ(容姿や傷つくようなことを言われたことは、なかった。)そしてそいつはいつも満面の笑みで毎回からかってくるのでだんだん憎めなくなってきたからだ。
私は、どんな人でもどんな形でも構ってもらえて嬉しかったのだ。
そいつはことあるごとに私を「おもしれぇ」と言った。
嫌われて遠巻きに見られるよりはマシだと思った。
三学期になるころには普通に文房具の貸しかりをしていた。からかいは日常と化して自分でもなんでこうなった・・・と思った。
三年生になってからは、クラスが別々になって、
廊下ですれ違うときに数回声を掛けられたぐらいだった。
高校も同じだったが棟が違って見かけたのは一年間で数回だった。
一度だけわざわざ私のクラスまで謎の仲間と来て、私をからかって帰っていったことがあった。
私のこと、覚えていたんだな。と思った。
多分、私はそいつのことが好きだったんだろうな、と思う。
高二になる前に私は転校した。そいつがどうなったかはしらない。
柊
タイトルとは別の甘酸っぱい青春の思出話でしたの。(^^)d
2015年10月24日 21時41分
もえ様
自分でもめっちゃいい話やんけって今思ってる。
2015年10月24日 21時45分