20151020「公園」
暗い中、どこかを歩いている。心が穏やかだ。
歩きながら周りの景色が見えてきた。何度か訪れたことのある公園だった。
小高い丘の上にあり、ちょっとした運動場ぐらいはありそうな広さだ。
中央に広場があり、その周りを遊歩道が取り囲んでいる。
人は誰もいない。空が白んできたので、早朝であろう。
空気も澄んでいるようだった。
少し歩くとベンチが見えてきた。
いつものようにベンチに腰掛け、空が明るくなるのをじっと見ている。
いつもの公園、いつもの空、何も感じることもなく、一仕事終えた後の日課のようなものだった。
よく見るとまだ電燈がついていた。
その明かりが消えるまで、ここにいるのだろう。
何もすることなく、ベンチに座ったまま空をじっと眺めている。
という所でゆっくりと目が覚めた。
特に面白みも何もない夢だった。
現実世界では、図書館から借りてきたエンジェルハートとボクが泥棒になった理由を読んだ。
一気に読んだので少し体が痛くなった。。