2015年10月18日 22時31分
20151018「廃墟」
今日も意識がはっきりとしていた。ただ、自由には動けない。
赤い空が見える。夕方であろうか。
建物の周りを歩いている。コンクリート造りの2階建ての建物で、窓やドアはなく明らかな廃墟だった。
病院か旅館だったのかと考えていると、足元に直径50㎝程の石があった。庭石だったのだろうか。
私はその石に近づき何かを確認している。
しゃがんで少しその石に触れたが何もなかったようで、すぐに入口の方へと向かった。
ドアを入るとロビーらしき場所だった。足元にはガラスの破片が散らばっている。
何年か人が入ってきた形跡はなく、埃だらけであった。
ロビーには受付のような机があり、その後ろにはドアも見える。
左側には真っ暗な廊下が続いていた。
右側にも廊下があり、こちらは窓から明かりが入り、奥の方まで見える。
受付の奥にも廊下が続いており、こちらも明るい。
前の廊下と右側の間には階段もある。
一通り見まわした後、まっすぐ前の廊下に進んでいく。
初めて訪れる場所なのだろうか、周りを警戒している。
廊下を進むと部屋が3つあった。ドアはなく、前を通るだけで、部屋の中の様子を見ることができた。
部屋の床は穴があいていたりして、中に入るのは少し危険な様子であった。
一番奥まで来ると、特に何もなかったのか、入口の方に引き返していった。
という所で目が覚めた。何を確認したかったのかは分からない。
何かを探しているような感じではあったが、少し緊張していたようだった。
現実世界では、部屋の掃除をして、一日ゆっくりだった。