2015年09月27日 20時50分
青春二十代男2~女装した男が大嫌い~
高校の文化祭や運動会とかで、必ずいるのが女装した男・・・
自分は女装した男が大がつくほど嫌いである。
なぜ自分が女装した男が嫌いになったのか・・・それは青春時代の中にあった・・・
2008年10月 母校
自分の高校では毎年2年生が応援合戦を行うのが恒例行事だった。
自分のクラスは、チア部の女子のごり押しで、「ゴリエ」の「Mickey」を踊ることになった。
運動神経があまりない自分は、下手さに笑われ、怒られを繰り返し、下手なメンバーの早朝練習に呼び出され・・・orz
そして、運動会本番当日、応援合戦のリーダーから「スカートを衣装として履く」ことを伝えられ、女子が後輩や同級生からレンタルしたスカートを集めて回り、履くことになったのだが・・・
スカートを履いた瞬間、自分の中にあった「男としてのプライド」が静かに傷つくのが分かった。「俺は男だ!なんでこんな恰好をしなきゃいけないんだ!」と心が叫んでいたのだ。
応援合戦は2無事に終わり、2位の成績を収めたが、壊れてしまったプライドは戻らなかった・・・
その瞬間から「女装した男」「仮装すること」が嫌いになってしまった。ただ、かわいい女の子限定で「仮装」を見るのは許せるのだが、「女装した男」だけはどうしても生理的に受け付けないのである。
同時にゴリエの「Mickey」を聞くと、どんよりとした気持ちになるのはそんな理由だ・・・
ハロウィンが生理的に受け付けない行事になったのも、たぶんそのことが原因だろう・・・
先日の握手会ではど根性ガエルの「ひろし」の恰好をしたのが、あれはコスプレ感がなかったから、できたのであって、いまだにアニメキャラクターの恰好をすることには抵抗が残っている・・・
やはり、自分は自分で居たいという、心の中での抑えられない叫びなのだろうか・・・
【つづく】