まいど。食テロか猫テロでもしないと影の薄いしんです。


ちょっと間が開いちゃいましたが8/14、15に18きっぷを使って行った長岡の
事でも書いてみようと思います。お暇な方はお付き合いくださいな。


さて長岡といえば花火で有名な所ですが、僕が行ったのは花火が終わった直後。

正直花火の時期は人がいっぱいで宿を取るのも至難の業なので、花火を見るなら
現地に友達つくるのが一番の近道だと思います。それはともかく。

長岡まで18きっぷのみを使って行くと、ウチから片道７時間近くかかります。

なので気分的には始発に乗るくらいの意気込みで臨みたいところでしたが、
長岡に向かう上越線のダイヤの都合で、どんなに早く出ても最短で昼過ぎ着に
なっちゃうんですよね。なので。



新宿の戦うビアカフェ「ベルク」で朝食をとってから向かう事にしました。
まー余裕かましてたら結構時間ギリギリになっちゃったので、朝食はかっこむ
感じになっちゃったんですけど。



道中はひたすらガタンゴトンしてたので省略。13時半頃に長岡駅に着きました。
とりあえずお昼の時間を過ぎたので速やかにお昼ご飯を食べなければなりません。

長岡に着く直前にスマホでご当地グルメを検索した結果に従い、食を求めて歩き
だします。



まずは駅ビルのフードコートにあった、イタリアン。
ミートソースのかかった焼きそばです。これのどこがイタリアン？　とか深くは
考えない方が幸せになれます。

ファストフード扱いだったので300～400円くらいで食べられるお手軽フードでした。

イタリアンには満足しましたがボリューム的にはちと物足りません。
育ち盛り………はとうに過ぎてますが足りないものは足りないので、次の店に向かう
事にします。



商店街の中にひっそりとあった、昔ながらの洋食屋に入ります。
こういう洋食屋、ウチの近所にないんですよねえ………。



ここでは長岡のＢ級グルメ、洋風カツ丼を頂きました。
皿に盛ってあってそもそも丼じゃねーじゃん、とかいう無粋なツッコミは不許可。

ケチャップベースのソースがカツにかかっててうまうまでした。

お腹膨れたので街中を歩く事にします。



この辺り鳥の糞が凄いらしいです。が、あまり深刻さを感じない看板ですねえ。



さらに歩いたところに、河井継之助記念館。

河井継之助って誰さ？って方はググるか司馬遼太郎の「峠」を読んでみてください。
厨二心をくすぐる要素を多々持った人です。



この記念館の目玉、ガトリング砲(のレプリカ)。

この砲が導入された頃の日本では、まだ前装式(銃口から弾を装填する)の銃が主流
だった為、一発撃つと次の弾撃つまでに少し時間が空いちゃうのです。

そんな時代に数百発を連射するこの兵器は凶悪といっていいシロモノでした。
………まーぶっちゃけ大した戦果上げなかったみたいですけどね。

当時日本に三門しか導入されてなかったこの砲を二門も入手した事から河井継之助
は「ガトリング家老」なんてニックネームを付けられる事に。ガトリング家老て。



ガトリング家老記念館から徒歩数分のところにあるのが山本五十六記念館。

太平洋戦争の時の連合艦隊司令長官、要するに偉い人なのですが「五十六」と
書いて「いそろく」という名前は、父親が五十六歳の時に生まれたからというのが
由来で、本人はその由来を聞かれると渋い顔をしていたそうな。

この頃からDQNネームってあったんですねえ。

館内の展示では、撃墜された時に乗っていた一式陸攻の左翼が印象的でした。

五十六記念館からちょっと歩くと、今度は山本記念公園なる公園があって、



五十六さんの胸像と



復元された五十六さんの生家があります。

生家は中に入れるんですが、昔の日本人は総じて身長が低かったので僕の身長
(176cm)だと、普通に立っても天井に頭が付いてしまいます。

これだと部屋でスーパーマリオごっこした際、天井が穴だらけになって大変です。
昔の人はどうしてたんでしょうか。



長岡は空襲を受けた街でもあります。その際の資料が集まってるのがここ。
模擬原爆(パンプキン)なんてのも落とされてたりしました。

焼け野原のジオラマが妙に出来がよくて見入ってしまいました。


その後しばらく街中をぶらぶらして宿へ。



昔ながらの旅館で中は迷路みたいで楽しかったです。
ここでしばらく一休みをした後、晩ごはんを食べに再び外へ。

自分としてはえらい久しぶりに、一人居酒屋をしてみます。



普段お酒は飲まないんですが、せっかくの旅先なので日本酒を頼んでみました。

以下、しばらくは以前リアルタイムでフィードに流した食べ物の写真。



栃尾揚げ。この地方のでっかい油揚げです。



レバーとつくね。つくねが特においしかったです。



いか刺し。安定のうまさ。



玄米ご飯とみそしる。きゅうりはおかみさんのサービス。



これまたこの地方の味噌をおかみさんがサービスしてくれました。
これだけでご飯数杯いけそう。


昼食をとったのが遅かった事もあり、結構お腹一杯かつ酔っぱらってふらふらに
なってしまったので、宿に戻ったのがまだ21時頃だったにもかかわらず、その後は
布団の上を転がって夜を更かしました。


んで次の日。

素泊まりで朝ご飯出てこないので７時半には宿を発って駅へと向かいます。



途中にあったこれまた昔ながらの喫茶店で朝食を頂きました。



いかにも喫茶店のモーニングといった感じで嬉しくなりますねえ。


その後は基本帰るだけだったんですが、いかに片道７時間とはいえ、まだ時間に
多少余裕があったので、寄り道しながら帰る事にします。



長岡からちょっといった無人駅で降りてぶらぶら。








しばらく歩いてたらお昼の時間になったのでお昼ご飯を食べます。



この地域のグルメに「へぎそば」というのがあるんですが、この時の気分はそば
えはなくうどんだった為「へぎうどん」を頂きました。のどごしさわやか。

実はこのうどんを食べ終えた時点で、帰りの電車まで２時間の待ちがあった為、
時間を潰す為、近くにあった甘味処に入りました。



あんみつとごま団子を所望。

この時の店、店内にアニメフィギュアが大量に飾ってあったり、色んな魚を
飼っていたりと、これはこれでちょっと面白い店だったんですがさすがに２時間
は潰せず。

結局１時間ほど駅の待合室で本を読んで帰りの電車を待ち、東京へと戻りました。



家に帰っても食べるものなかったんで、帰り際新宿でお茶漬け食べて帰宅。

歩いてる時間よりも電車乗ってる時間の方が長かった気もしますが楽しかったです。
18きっぷも無事２回分消化できました。


なんかまとめてみると相変わらず食べてばっかですねえ。