安田一平の日記

2015年08月13日 00時56分

すべてさらけ出して

希望を見いだせなくても
ただ、その人にだけは嘘をつきたくなかったから…

今日はこの詩に癒されます。

上り坂

この曲がりくねった道は、ずっと上り坂なのでしょうか。
 そうだ、ずっと終わりまで。
この旅は、一日中かかるのでしょうか。
 友よ。朝から夜まで。

でも、夜には休息をとれるでしょうか。
 暗くなるまでには宿に着ける。
暗やみが宿屋を隠してしまわないでしょうか。
 その宿は必ず見つかる。

夜には他の旅人とも会えるでしょうか
 先に旅だった人たちに会える。
宿に着いたらノックするのですか、それとも叫ぶのですか
 外で待たされることはない。すぐに入れてもらえる。

私は旅の疲れを癒すことができるでしょうか。
 おまえの労苦はちゃんと報われる。
そこには私たちみんなが求めているベッドがあるのでしょうか。
 もちろん。ここに来るみんなのために用意してある。

答えのある安心感ですの。不安を肯定した上でぬぐいさる言葉。胸にきますの。

2015年08月13日 01時00分

安田一平

生きることの厳しさの中にある希望。いい詩ですよね。

2015年08月13日 01時06分