2015年07月21日 19時33分
些細なことのうれしいのが幸せという話
このごろわたしは調子がいい,と思う
歩きながらつい笑っていたり,やりたいことを思いついたり,些細なことがうれしい
わたしは元々気分にすごくムラがある人間なので,
すごく悲観的で絶望的な,まるでこの世の終わりのような,調子の悪いときもあるわけですが,
それでいうといまはなんだか調子のいいときなんだと思う
けれども,調子がいいということは,そのうちいつか調子は悪くなるということで,
何がっていうと,全ての物事は日々変化しつづけている,ということで,
日々,わたしたちの内面はころころと忙しく揺れ動いて変わっている
昨日のわたしはきっともう今日のわたしとは違う人間で,明日もまた違う人間なんだと思う
1+1の答えや,三平方の定理は,いつでも変わらず,解は決まっているのだろうけれど
わたしたちは数式や定理ではないので,いつでも変わらない解はない
普遍的なものはないのだということ
絶対に安定したものや関係というものは幻想だということ
何かの問題があるとして,今日必死にその解をさがして,無理矢理これが解だとしても,
明日のわたしはまた今日のわたしとは違うわたしで,同じことが相手にもいえて,
ということは今日の解が明日も有効かというと,全くそうではないのだと思う
最後の鍵のような,何にでもつかえる,魔法のような解は人間には存在しない
今日の確固たる約束は,明日にはろうそくの炎のように頼りない
だから,わたしもいま調子がいいからといって,これがいつまでも続くなんてことは決してない
またすぐ何かにつまづいて,未来へ絶望したり,何もかもが嫌になるときがあるんだろう
でも,それが当たり前なんだと思う
変わらないものはないのだから,
わたしたちは変化を恐れることではなくて,
必ず変化をするのだということを受け入れることが大事で,
変化したときに,いつもその変化にどう対応していくのか,ということがきっと要なんだろう
それから,もうひとつは,調子のいいときの,いまのこの気持ちを思い出すこと
なぜだか,つらい経験や嫌な思い出は,忘れたいのについつい思い出してしまうものですが,
なぜだか,たのしい気持ちやうれしい感情は,どうも忘れっぽくて,すぐにそれを思い出せなくなってしまう
でもいまの気持ち,些細なことがうれしい,そんな気持ちを忘れても,また思い出す
そうすれば,調子が悪くなっても,またいつでも浮上できるように思うんです
オワリ
※最近つぶやいたり,よく考えていることを調子のいいうちにまとめてみた