2015年06月29日 22時58分
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」より
タグ: 勉強法
ただ外見だけ飾って内容のない人より、教養のある人のほうが実り
ある人生になりますし、付き合う相手もいい人に会えます。
大抵の大人は多くのことを吸収し、知っていそうに映るかもしれ
ませんが、決してそうではありません。年齢だけは成人していても、
中味のない人が多いのです。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p24
大切なことは「勉強をする」という取り組みを通して「自分を鍛える」
ということだと私は考えています。社会に出ると、多くの課題や問題に
遭遇します。勉強は、それを乗りこえられるようになるためのトレーニ
ングなのです。
世の中は楽しいこと、好きなこと、簡単なことばかりではありません。
そのようなときに、「何にでも平然と取り組める、解決できる、忍耐
強く続けられる」という能力を養うための訓練が勉強なのです。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p33
たくさんの営業マンを指導しましたが、伸びる人と伸びない人には
決定的な差がありました。その差は、素質や知能の良し悪しよりも、
自らの失敗や非を虚心に見つめることができるかどうかでした。
また、顧客の「ノー」が重なると、ただ暗い表情で落ちこむだけの
人と、どこがどのように悪かったのか、ノート片手に訊きにくる人
に分かれていたのです。自分の弱点、未熟さに落ち込むことなく、
どのように強化するのか、そのことに注意を向ける人はやがて伸び
ていきましたが、単に自分はダメだ、また断られるのではないかと
自己否定ばかりで過ごす人は辞めていくしかありませんでした。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p128
高校の三年間は大人になりつつあるヒロキくんの物事への考え方や
取り組みを決めてしまう期間になります。この期間に中途半端な取
り組み方、努力しかしなかった人は、大人になってもそのまま生き
ることになるのです。何に対しても、すぐにあきらめ、できない理
由を並べ、自分の夢や希望を実現しようという強い意志を持てない
人生になります。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p159
いつも順調に伸びるということは、初歩の間しかないのですよ。
サヤカさん、人はうまくいってるときは放っておいても伸びていき
ます。しかし、不調のときにどうするかが、その人の成果と人生を
決めるのです。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p165
人の才能とは、「頭の良し悪し」ではなく、
「目標に向かって取り組み続けられる力だ」という事実です。
「女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法」 p188