2015年06月15日 21時57分
原辰徳
いつの間にか同期(♂)に子供ができていた。
2月に生まれたそうだ。俺は本人からではなく社内報で先週知った。
正直、何で教えてくれなかったんだと、彼に対して結構失望したんだけど、やっぱり何だかんだで数少ない同期だし、出産祝いを贈ろうと思ったんだ。
そして、これはいい口実になると、気になっている後輩女にメールで相談したんだ。
「よくわからないからお祝い品を選ぶの手伝ってくれない?」とな。
これを断るのは相当難しい、はずだ。
しかし彼女の返事は「モノは難しいし、商品券とかでいいんじゃないですか?」
・・・まあ正論かも知れないが、俺と二人で出歩くのが面倒だというのが丸分かりだ。
俺は食い下がった。「それも考えたけど、やっぱ少し味気なくない?」
そしたら数十分後、同期本人からメールが。
「後輩女から聞いたけど、お祝い品なんて要らないよ!酒でも奢ってくれよ!」
・・・いや、何で許可無く速攻で本人にバラしてんだよ。
まあ、魂胆は分かる。
「極めて断りにくい状況になってしまったから、本人から断らせるのが手っ取り早い」
そう考えたのだろう。
しかし、これはあまりにも、酷くないか。
いくら俺の存在がウザくてどうでもいいからといっても、たとえ下心が見え見えだったとしても、一応、先輩が相談しているというのに、祝うべき本人にサクッと丸投げはないだろう。
そりゃ、本人に聞いたら、「いらない」って遠慮するに決まっているだろうが。
そうまでして俺と二人きりで会いたくなかったか。
何なんだ、クソッタレ。
こんなに腹が立ったのは何年ぶりだろう。
ムカつき過ぎて動悸がしてきた。
ああ、何であんなクソ女、好きかもとか思ってたんだろう。
それもこれも、俺が現状、まともに会話できる知り合いの女性がアイツしかいないせいだ。
もう、BBAやマルチの巣窟だろうが、俺は婚活パーティーに繰り出すよ。
こんなヘドロみたいな気分はもう沢山だ。
footnote
喪男GAN・フリーマンさんの今後の活動、応援します!!
2015年06月15日 22時06分
喪男GAN・フリーマン
ありがとうございます!お互い良いことがあるといいですね。
2015年06月24日 15時05分