大河内綾の日記

2015年03月25日 11時52分

SKE版 AKB49 感想

2015年3月15日 東京都港区 シネマメディアージュ

今回は中日劇場で行われている 舞台「AKB48~恋愛禁止条例~ SKE48単独公演」の映画館中継に行ってきました。

前回の「48グループ公演」の舞台は、日程の都合で見ることができなかったので、舞台自体は初見だったこともあり、なにも考えず見ることができました。




※以下、ネタバレ注意

まさにSKEのメンバーだからこそできる舞台だったというのが、とにかく強い印象。

すーめろ・みなるんのコミカルなヲタ・動物・男子生徒役は、冒頭の狂言回しとして、引っ張ってくれた印象がつよかった。

奈和ちゃんの実の役も好演していたけど、個人的にはクライマックスでの呼びかけと、カーテンコールでの演説が、古畑奈和本人と重なり、心に響く何かを強く感じてしまった。

そして、昼公演での寛子役のりょうはたんは、ポンコツキャラがマッチしていて、ポンコツだけど芯をもった少女という面では完璧だったと思う。

同期研究生役のはるたむ 梅ちゃん みきてぃ らんらん アズマリオンの5人の同期研究生役が二人を支え、そして、ライバルとして競い合う、何としても現実のAKBと重なり、燃えてくるものがあった。

実の最大のライバルであり、先輩研究生の岡部愛を演じる ちゅりの後半の演説は、かつての総選挙の「直訴」と重なってしまい、先輩として、リーダーとして引っ張る ちゅりらしい部分であると感じた。
岡部愛と同期研究生役のくまちゃん るみるみも腰巾着のキャラクターとしてもよかったけど、愛の失踪で、腰巾着から外れて、先輩として実と寛子にアドバイスする場面は、いい意味で違う人物を見ているようだった。

唯一すべての男性役(奥平先生・tgsk・医者)の日野さんがすべて演じたという点は、ミュージカルの特性上、SKEのメンバーを引き立てるだけではなく、世界観が表現されていると思った。
というより、ドラマや舞台も含めて、ここまでヲタに愛された男性出演者っていないよなぁ・・・ 奥平先生が客席に出てチケットを渡すシーンは盛り上がっている様子だったし、楽しそうだった。アドリブで所々笑わせてもらいましたw 役の場面切り替えいによる、衣装替えも逆手にとって笑いに変えてくれたのも、話の緩和に繋がり、安心感がありました。

あと、少女役の神門ちゃん、出雲弁だったけど、美しかったwwww

250枚達成時の「会いたかった」とカーテンコールの「オキドキ」は、盛り上がりたかったけど、映画館なので・・・同じ映画館でも、日本橋はもりあがったらしいけど、お台場が全然盛り上がってませんでした・・・



やっぱ、そういう舞台って映画館で見るのでは違いますねぇ・・・機会があれば、東京での再演を期待しています。