なんでもかんでも、独り占めしたがるところだろうね。
三人兄弟（俺、妹、弟）で過ごしてきて、未熟な俺は目の前に出てきた食べ物やおもちゃが他の人の手に渡っていくのが嫌だった。
自分一人で１００%を所有していないと満足できない正真正銘のわがままだった。
今は変わったのか？と問われれば、そんなことはない。
社会に適応するために抑えているだけで、本当は全部独り占めしてしまいたい。
こんな欲求が今までの恋愛をダメに、多くの人間関係をダメにしてきたんだと思う。

本筋から逸れるので多くは書かないけど、親の愛情って大切なんだと思う。
自分でいうのも変かもしれないけど、俺は親の愛情っていうものを受けてないんだと思う。
もしくは、親は注いだつもりでも、俺がそれを当たり前だと思って「足りない、足りない」と喚いているだけなのか、どうなのかは今となってはわからぬこと。

うん、親への恨み節みたいになってしまった。

んじゃ、どうするかって、そりゃ、分け与えるしかないでしょ。共有するしかないでしょ。
でも、怖いんだよね。共有する事が。
共有した途端、全部良いところを持っていかれそうでさ。自分がたくさんの時間をかけて見つけた方法を自分のもののように言われて、喪失感でいっぱいになるのが怖いんだよね。

これは、おそらく小学生の時のトラウマ。ジャイアンに、おもちゃをとられるときの気持ち…みたいな。

でも、このまま共有する事を恐れていても何も変わらない。この前も、それが要因の一つとなって上司を怒鳴らせてしまったし。

なので、これからは自分が割を食うことを恐れずに共有することを進んで実践していこうと思う。

２０１５年のキーワードは、「分かち合い」。これに決定。