2014年10月13日 03時26分
読書感想文日記
テレビを全く見ない俺には読書というのは
風呂に入るとかと同じこと。
よく読むけど趣味とは言い難いな。
読まない時はぜんぜん読まないし。
ここんとこ二冊。
台風の影響もあり
ポッカリ空いた時間は活字に浸かる。
一冊は、8年前に
「地球に隕石が落ちて滅亡する」
というニュースが流れたその五年後の話。
設定はムチャがあるけど
「もしも」は荒唐無稽なほうが面白い。
後三年という状況で人々は何をかんがえ
どう行動するのか。
昔はよく「一週間後死ぬならなにする?」
なんて恋人(^_^;)と話したりしたことを
思い出す(笑)
結局、希望はないんだけど
全体の構成や、様々に散りばめられた
ちょっとした仕掛けを楽しみながら、
静かな感動をあじあわせてもらった。
ニュースが流れてから五年後
という設定がよかったな。
当初は暴動や自暴自棄な人で
世界中混乱に陥る。
それに疲れて小康状態の時期。
すごくリアリティあった。
どんでん返しや、お涙ちょうだいの
ハリウッド映画みたいな派手さはないけど
普通の人々の普通の幸せとか不幸とか
そんなものをシミジミ感じる。
いい作品でした。
もう一冊は、
二人の女子高生のひと夏の体験。
「人の死ぬところを見たい」
というのが二人の願い。
これも、なかなかの当たり本だったなあ。
あ、その前に読んだやつは
ハズレで途中でぶんなげたままだ。。
作者に失礼だけど、文体からもう合わない。
ドラマの原作になったらしいが
テレビ見ないから合わないのかもなあ(^_^;)