2014年09月27日 02時19分
「半人前には残業代出せない」というロジック
未熟なのがわかってる新卒相手に「あなたの170時間に□□万円出しますよ」って契約しちゃってるんだから、勿論残業代を出さなきゃいけない。それがルールだ。
ただ、社員の側に何一つペナルティがあってはならない、というわけではない。
本質的に、「生産性の悪さ」は「基本給の低さ」に跳ね返るべきであって、「無償の奴隷労働」でカバーするものではない。
逆にいえば、会社には基本給を下げる権利があるし、気軽に行使して良いハズだ。
ただし、残業代は100%出す。
これは、筋は通ってると思うんだよな。もちろん弊害はあるけど。
弊害は、「無能は死ぬ」っってことかね。社会福祉の観点が全く抜けてるわな。
こういうこと書くと「自分が弱い立場に立ったらそういう事言えなくなるよ」みたいな感じの事言い出す奴おるけど、そこらへんはある程度、対策している。
それは「給料が少ない状態に鳴らしておく」という対策だ。
東京の最低賃金は800~900/hだ。
これはつまり、月20日働くと12~15万くらい稼げる。
勿論、仕事がいくらでもあるとは限らないので、多少減額する。
で、ここで決めた金額以上は「無いものとして扱う」のがコツ。
「貯金」ではなく「無いもの」。これが重要。
当然、使わなかった分は貯まっていく訳だが、「貯金」として意識してはいけない。
で、こうなると当然
①実家から出て一人暮らしをしない
②お金のかかる趣味を持たない
というのがデフォルトになっていく。
これが「貯金」を意識してしまうと、満足度の基準が
「生活は質素だけど、貯金は貯まっている」状態となってしまい、
給料が下がって、ただの「生活が質素」の状態になれば貯金分の落差を感じる事になる。
貯金を意識しなければ例え貯金が貯まって行っても、
「生活が質素」の状態をずっと維持しているように見かけ上感じるので、
減給時の落差が非常に少なく感じるのだ。
これで、給料が現在の40%くらいに落ち込んでも平気という状態を常に維持出来る。
「無能の給料は下げていい」に対して
「お前が減給されても同じ事言えんのかよ?」と言われた時に困らないように
「覚悟も対策もしてるよ」というただそれだけの為に、
質 素 倹 約
欲しがりません。死ぬまでは。
しゅれでぃんがー
> えんどおおおさん
続けていると、いつの間にか物欲がマヒするので、辛くなくなる不思議。
2014年09月27日 02時24分
だんぼー
基本給下げて残業代全額支給になったらあえて残業する人が増えるだけじゃないかな……
それに、無能が死ぬってより有能な方が死ぬと思う。無能と有能が基本給同じなら有能な人の方が無能の人より残業しないだろうしね。
2014年09月27日 02時29分
しゅれでぃんがー
> spell凡miss さん お金のかからない娯楽っていいですよね
2014年09月27日 02時35分
しゅれでぃんがー
> だんぼーさん あえて残業をする奴は、その分基本給下がるので、結局貰える額には大差がない、っていうオチが素敵だと思うんです。
そもそも「無能と有能が基本給同じ」なんてことはあってはならないです。この日記の趣旨は、「生産性に合わせた基本給する代わりに、残業代を出す」ってことです。l
2014年09月27日 02時38分
hiro@最後のファンタジー
確かに、今貰えてる給料がいつでも貰えると思わない方がいいね。なかなかできそうでできないな(汗)
2014年09月27日 02時39分
しゅれでぃんがー
> hiro さん 「多くを持っている」という状態は、「少なくされる可能性に怯える」状態と紙一重ですよね。「何も持っていない」という状態の安定感は他に代え難いものがあります。
2014年09月27日 02時44分
hiro@最後のファンタジー
【「何も持っていない」という状態の安定感】ってなんかよくわからないけど、凄いって思った
2014年09月28日 20時31分