しゅれでぃんがーの日記

2014年08月24日 10時40分

適当なニュースに噛みつく@20140824

富野由悠季「オタクだけが喜ぶ声はいらない」に声優ファン激怒 15年ぶり「ガンダム新作」のインタビューめぐり論争

※一部転載
そして話は声優に関することに移っていく。今回のキャスティングは様々な制約があって自分の好きな声優たちで固めたわけではない、とし、

「実際にアフレコしてみると、若い声優たちは皆、流行のアニメの演技に汚染されていて、誰でも同じように聞こえてしまう」

だから「地声でやれ」と指導したのだそうだ。いま体から出ている声が欲しいから採用したわけであり、余計な色を付ける必要はない。

「オタクだけが喜ぶようなかわいい声はいらないし、洋画の吹替え的な演技も忘れろといいました」

と打ち明けた。

http://www.j-cast.com/2014/08/23213864.html
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気持ちは分からなくもないけどね・・・。

自分自身、特定の声優に強い思い入れを持っているわけでもないので、確かに画一的で媚びた幼女声ばかりなのは気持ち悪い、と思う人がいる事は納得する。

たださ、そうでもしないと儲けが出ない奴らもいるってことは理解してあげないのかなぁ。

民法がスポンサーから金取って放映している以上、当然視聴率を取ることが目的だし、他にもグッズ販売や円盤、ゲームとかの売上を上げる為に作るわけじゃん?

売れなくてもいいから作りたい物を作りたい、ってなら同人で自費でやれよって話で。

「特定のオタクに媚びなくても、いい作品を作れば売上が上がる!」と思っているなら、それはそれで立派だけど、現実には「媚びずに売れる作品」を作れない奴だって飯は食わなきゃいけない訳で、媚びた結果円盤が売れるなら「仕事」としてはアリじゃん?

>>最近のクリエイターは動画を作ることの深刻さを分かっていない人が多すぎるから、動画というのはそんなお手軽なものではないということを「見せつけてやりたい」という意地がある

って言うけど、むしろコダワリを持った芸術家、文化人気どりの奴ほど、「お金を稼ぐことの深刻さ」を分かってない人なんだろうなぁ。
もしくは簡単に稼げ過ぎて「コダワリを捨てないと稼げない凡人」の事が眼中にないとかだろうよ。

ぶっちゃけ媚びて2億、媚びずに1億売れるなら、媚びろって話よ。一人で作って一人で流してるわけじゃないんだから。
少しでも売り上げが上がる要素があるなら、それを使って、自分を含めた作成スタッフ全体の待遇を良くする、という気持ちよりも、自分のクリエイターとしてコダワリを優先させるんでしょ?
しかもそれがストイックでカッコイイとか思ってやってるんだろうな。

でもそれは道楽であって、ビジネスじゃない。