彼氏できない。もてない。っていう女は自業自得だろと突き放した見方をしてしまう。そういう女はどうせ彼氏ができても彼氏の愚痴を言ったりする。それもまた自業自得。

でも希にそんな冷たい反応ができない女の人もいます。
そういう時は何か自分の中でその女の人に共感する部分があるというか…
この人が報われない幸せになれないんだったら、いい加減だけどそれなりにあった自分が今まで築いてきたポリシーみたいのが全て否定されたことになってしまう。だから幸せになってもらいたい。

そんな風に思っていたのかもしれない。

自分と付き合うことで少しでも幸せになってくれたらそれは嬉しいけど、それは別に最優先事項ではない。他の男とでも前より楽しく幸せに生きていってくれるならそれでいい。

勿論中々そういう人は中々いないわけだが、今の自分にとってはそういう希な人と出会って付き合えるかどうかなんてことは抜きにして関わっていくのがいいのかと思ったりする。

それが自分の中にある女性に対する不信感や偏見をぬぐい去る一番確実な方法のように思えるからだ。

結局自分は彼女欲しいのかと聞かれても素直にイエスとは言えない。
それよりも心の奥底にある女に対する恨みつらみのようなネガティブな感情。現状それを抑えるにはネガティブな感情を自分に向けて、自分がクズで無価値な男だと思わせる方向で凌いでいる。それは日々自分を否定し続けねばならず辛いものだ。
その自己否定と女性嫌悪が入り混じった怨念のようなドロドロしたものを解消したいという気持ちのが彼女欲しいという欲求よりはっきりとある。

過去の経験から照らすと僕が希だと感じた女性と関わった時には、そのドロドロしたものが中和され清らかに気持ちになったように感じるのだ。

だから少しでもそういう清らかな気持ちなれる経験を積んでいきたい。
そんな経験を積んでいった先に、彼氏いないモテないと嘆いてる女の人にも等しく温かく接することができるはずだから。