ねことらの日記 2014年06月19日 20時22分 ぼくらのさみしさについて② 昨日が、今日が、明日が、断線していく。またひとつずつ。つなぎとめることはできなかった。バラバラにすることはできても接続するのは苦手で。途方にくれる。だれもいない公園、水泳バッグを持った学生、つめたい炭酸水のなかで溶けていく初夏の夕暮れを、見届けている。 さみしさに温度はなかった。近くにあるだけで触れられないものだから。タッチミー、タッチミー、でも近寄らないで。もっとさみしくなるから。