フリードリヒの日記

2013年03月12日 02時56分

具体と普遍の相違

タグ: コミュニケーション

ソクラテスは自分が無知である事を自覚し、そう出来たからこそ、人間の普遍性を探求する事ができた。良く生きる、彼の生き方そのものが哲学となっているのだ。
まあ、それはそうと、普遍的な考え方ができる人は、具体的な見方しかできない人ととしばしば話が噛み合わない。
具体的な見方しかできない、例えばうちの父親。常に現場に生きる人だったからそれはしょうがないとしても、遠回しな言い方や例示を交えて説明しようとすると、どうも自分の伝えたかった事が正しく伝わってないのではないかと思われる次第で。俺は理解の助けになるだろうとして、例示を交えた説明をするのであって、決して的を外した回答をしたわけではないと言うのに…