2012年08月05日 12時12分
雑文
日記があるんでツイッターやサイトでは書けないような内容を覚書レベルで書いていこう。
金曜の夜中だったか痴漢冤罪食らった男子高校生が女子高生の冤罪サークルに絡まれるってな内容のドラマをやってて、話のクライマックスで謎の女教師達に制裁される展開になったんですね。
そこでその主犯の女子高生が「女子高生にそんな事していいと思ってんの?!」って逆ギレするんですが……何かこう世間が作り上げた「女子高生」って言うアイコンに何の疑いもなく乗っかれちゃう所が凄いなぁと思ったんです。
しかも彼女、男子高校生に詰め寄って「あんたもやらしい目で見てるんでしょ?!触れば?!触んなさいよ!ほら!」とスカートを捲りあげるという。
そのドラマの女子高生は他の女子高生キャストに比べたら残念な容姿をしていた(でもドラマに出てる時点で一定水準は越えてます。役によっては可愛くなるんじゃないかな)。そんな彼女にあえて「女子高生というアイコンがもたらす万能感に取り付かれている」様を演じさせた。
「女子高生だからちやほやされて当然」「女子高生だから男はみんなやらしい目で見る」
容姿が残念でも自分も現役だからって「そうされるに決まってる」って信じられる精神が凄いなぁと。
大昔、爆発的に「女子高生」がちやほやされ始めた頃に現役だった身ですが当時は全くそうだとは思えなかった。だって世間が求める、男が求める「若くてカワイイ」+「女子高生」ではなかったから。当然「何をしても許される」ってな万能感とも無縁だった。今だったら完全に「陰キャラ」。スクールカーストの下層。
「女子高生」のアイコンがもたらす万能感に何の疑いもなく自分も乗っかれるのかどうかでその世代のリア充と非モテに別れるんだよなぁと。顔の造作がどうであれ世間がイメージする「女子高生」っぽい身なりをすれば乗っかっちゃえる。乗っかっちゃえばちやほやされる「女子高生」でいられる。自信のないブスより自信のあるブスの方が生きやすいのは女子高生もアラサーババァも、まぁどの世代も変わらない。