日本の評価システムは「引き算式」だ。例え長所が素晴らしくても、欠点があれば評価はされない。長所などなくとも、いかに欠点が少ないか、つまり平均的かどうかで評価される。日本企業は社会の歯車を育成しているようなものだ。

この「引き算式」の評価システムと社会風潮が「発達障害」という悪意あるネーミングに集約されているのだ。

もう一度いう。発達障害は障害ではない。病気でもない。
特性に過ぎない。

日本では発達障害は10人に1人の割合で存在すると言われている。当事者達が働きやすい環境を整えるべきだ。「引き算式」ではなく「足し算式」評価システムを導入すれば生産性が飛躍的にアップするはずだ。