自分には何かが欠落している。何かとは曖昧なものじゃなく、むしろ明白すぎて。曖昧な形で受け取ることしか対処のしようがない、そういった類いのものかもしれない。欠けた部分に埋め込むピースはいつもイビツで。少し痛くて。少し心地よくて。生きてるって感じ。だから生きてるってことの真ん中には、いつもぽっかり穴が開いてるね。