インタビュー

時代劇小説で面白いのはありますか?

時代小説でおもしろいもの、ぼくもあまり数は読んでないのでベタなところになっちゃいますが、
一番面白いと思ったのは池波正太郎先生の「剣客商売」シリーズです。
池波先生なら「鬼平犯科帳」や「藤枝梅安」じゃないの?と思われる向きもあると思いますが、この作品はなんというか、俗に言う日常系に近い感じなんです。
まあ道場主のクソジジイが若い娘を嫁にしていろんな人に頼られてモテまくるっていう、いわばなろう系のハシリみたいな感じではあるんですけど、
ぼくは剣術はスゴイのに女子にはまるで関心ない道場主の息子と、その息子に張り合う女武芸者の2人が大好きで、それもちょっと共有したいので推しときます。
あと、これ何冊も何冊も出てるんですけど、大抵1話で完結するお話が多いのでどこから読んでも面白いってのも高ポイント

あとは、柴田錬三郎先生の「御家人斬九郎」ですかね
これ渡辺謙さんの主演でドラマになってたので知名度たかいかも。
貧乏旗本の松平残九郎さんがいろんな事件を「かたてわざ」で切って捨てていくのがとても痛快。またセリフまわしもカッコいいんだよね!!

あとは藤沢周平先生もビッグネームですけど、やはり上の二作品が強くおすすめです。
ぜひご一読あれ!

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