インタビュー

これは本当に恐かったと言う、怪談は何ですか?

創作でも何でも当てはまるんですけど、絶対よその誰かの体験談じゃないですか。DVDでホラー映画見るのと一緒ですよ。怖いなって思うけど画面越しだから自分は関係ないわけです。安全圏から外れた場合ですよね問題は。やれ呪われた場所だの封印された邪神だのなんてものは自分の周りにそうそうあるもんじゃないんだから除外するとして。

思考に根を張ったらもうアウト。

シャンプーのときに視線を感じることありませんか?でも振り向いたらいないんですよね。
それね、「上」に居るんだよ。

下から何か怖いものがでてくるっていう伝承があるの?だからずっと下向いてた?
それはね、本当は「頭の上に現れる物凄く怖いもの」から目をそらさせるためにできたお話なんだよ。

本当に人間の死角になりうるのは背後じゃなく真上なんだなって思いましたね、ええ。

全然関係ないけど洒落怖まとめで見かけた「ありがとうウルトラマン!」ていうお話は大好きです。読んだらきっと言いたくなります、「ありがとうウルトラマン!」て。

このインタビューを通報する
格別ひよるさんへのインタビューをもっと見る»