インタビュー
ハンネが黒ねこ海月とありますが実際、猫っぽい顔をされてるんですか?
土曜日・・・というより、もう日曜日かや。午前2時頃。
3人でお泊り会をしていたときのお話でありんす。
「くわぁあああああああわふう・・・。」
「あれ?海月眠いのか?」
海月と呼ぶ友達が漫画に目を通していた漫画から、顔を上げて聞いてきんす。
「うん・・・アルバイト、土曜日の朝帰りだったし・・・。」
「大丈夫?くーたん?」
くーたんと呼ぶ友達が背中をさすってくれておる。
そのまま、床に伸びるようにして、
「ふにゃぁあああああああう・・・。」
「お前は猫か。」
「くーたん・・・前から言おうと思っていたんだけれど、労働基準法守られていないんじゃないの?」
心配そうに見てくる友達に、
「労基なんて守っていたら、大半の中小は潰れるんじゃないかや・・・それに、わっちに猫耳や尻尾が生えて見えるかや?」
と、言いつつ手の甲で目をこすりんす。
「そういえば、くーたん!!猫耳と尻尾持ってなかったかしらッ?」
「・・・それを、今から出せと申すのかや?あと、あれは狐耳と尻尾でありんす。」
「まぁ、どちらにしろ面白そうなものじゃないか。」
「・・・仕方ありんせん。出すとするかや。」
「黒と明るい茶色があるんじゃが・・・。」
そこでニヤリと笑うわっち。
「ふむ、お二人とも、どちらかが付けてくりゃれ。」
「え?」
「え?」
「ニヒヒヒ、わっちだけが着けるなんてズルイじゃろう?」
イジワルな笑みを浮かべつつ、
「いやぁ・・・流石に、あたしは・・・。」
「・・・私もちょっと恥ずかしいかな。」
「なら、わっちだけが着けるのかや?」
「おう。」
「うんッ。」
イジワルなお方達・・・民主主義に涙でありんす・・・。
しぶしぶ、黒耳と尻尾を出し、手馴れた手つきで見につけて行きんす。
そして、完成したのは眠たげな目をした黒狐?の完成でありんす。
そういえば、黒の浴衣もあったかのう・・・パジャマから浴衣に着替えて、
・・・帯は面倒だから小兵帯で適当に巻きんす。
そして、耳と尻尾を再装着。
友達2人の前へ出て、
「ど、どうかや・・・?」
ちょっと、恥ずかしげに聞いてみんす・・・実際、恥ずかしいんじゃが。
「おー、似合っているじゃないか。」
「くーたん、かわいいッ!!」
そうして、片方に抱きしめられつつ・・・。
「ふにゃぁああああ・・・。」
「あ、ゴメンね。眠かったんだよね・・・おいで。」
足を崩して座った友達の膝に頭を預けて・・・。
「おやすみにゃさい・・・。」
「おやすみ、海月。」
「くーたん、おやすみなさい。」
五日間の朝帰りと、一日3時間寝ているかどうかの体は、
今回ばかりはお薬無しに簡単に意識を手放して、
スヤスヤと眠らせてくれたでありんす。
・・・その後、狐耳、尻尾、浴衣装備でグッスリ眠っている写メを撮られたのは言うまでもありんせん。
実際には、
猫のような動作をしていたり、
子犬のようにくっ付いていたり、
そんな風に評価をされているかにゃぁ(゚、 。`フ
ちなみに、とある方のイメージ画像はこんな感じでありんす。