インタビュー
中村先生が東雲捕獲作戦をやろうとしてます! はかせ、どうしましょうか?
「中村先生が東雲捕獲作戦をやろうとしてます!はかせ、どうしましょうか?」
慌てて、学校から帰ってきた、なのの第一声。
「いつものことじゃないの?」
鮫の絵を描いていたスケッチブックから顔を上げて、
なのの方に向き直る。
「そ、そんなっ!!はかせ、東雲家のピンチなんですよっ!?」
「いつもの事じゃねぇか、ほっとけよ。」
喋る黒猫、さかもとが欠伸交じりに答える。
「しかたないなぁ・・・。」
戸棚をゴソゴソと漁って、バナナを取り出して一房ちぎる。
「なの、食べて。」
「え?」
「いいから。」
「わ、わかりました。」
そう言って、バナナを食べ、皮を捨てようとする、なの。
「さかもと、そのかわを玄関に置いてきて。」
「ガキ・・・流石に、それは無いと思うぞ・・・。」
「いいから。」
「わかったよ・・・。」
皮を銜えて、玄関へと向かう、さかもと。
そして、戻ってきて、
「いくらなんでもなぁ・・・。」
呆れた顔?をしている、さかもと。
「ふふふーん。」
鮫の絵を、また描き始める。
そして、数分後。
ガラッ!!と、玄関の戸が開く音と共に、
「今日こそは調べさせてもらうッ!!っとぅあああッ!!」
ゴンッと、何かがぶつかる音。
3人で見にいくと、
見事に、皮を踏んで、コケて、気を失っている中村先生。
「流石はかせですっ!!」
「えっへん。」
「そんなバカな・・・。」
ゴメンにゃ、日常は6話目くらいまでしか、見たことがありんせん(゚、 。`フ