インタビュー
寝ちゃったんですか?いつもどれくらい寝てます?寝るのって好き??
友人宅でお泊り会でありんす。
深夜まで、お話していようねー。っと約束しておったんじゃが…。
「寝ちゃったんですか?」
はい、現在わっちはウトウトしている真っ最中でありんす。
「寝るなー、起きろー、死ぬぞー。」
「…じゃぁ、永眠しんす。」
「なんだ、起きているじゃないですか。」
そう言って、顔を覗いてくる友人。
でも、相変わらず目を瞑ってウトウトとしているわっち。
「今日は一晩中遊ぶって言ったじゃないですかー。」
肩を掴んで、ユラユラと揺らしてくる友人。
仕方なく目を覚まし、
「少しだけ眠らせてくりゃれ…。」
そういってコテンとその場で横になったでありんす。
「少しってどれだけですか?いつもどれくらい寝てます?」
薄っすらと目を開けて、友人を見上げ、
「お薬を飲まなければ2時間くらいで起きんす…。」
「いつもは、もっと眠っているイメージがあったのに…寝るのって好き??」
「ただ、眠ろうとすると頭痛がするんじゃ…。」
「今は大丈夫なんですか?」
友人が心配そうな顔で覗いてきたでありんす。
「我慢できないほどの眠気だったら頭痛も気にならないでありんす。」
「そうなんですか…。」
「…うん。」
「じゃぁ、少しだけ、おやすみなさい。」
そう言って、毛布を掛けてもらえたでありんす。
「…おやすみにゃさい。」
そして、ゆっくりと堕ちていく意識…。