三次元女性と二次元女性、コカコーラのうちどれが一番好きですか？

お友達とと放課後にお話していた時です。

「海月ってさー。」

「なぁに？」

「三次元女性と二次元女性、コカコーラのうちどれが一番好き？」

何を言い出すんでしょう、この人は…。

「…とりあえず、味の保障されているコカコーラ。」

「でも、炭酸苦手じゃん。」

…痛いところを突かれました。

「二択になっちゃうんだけど…。」

「じゃぁ、どっち？」

「見た目と性格によるから、決められない。」

「見た目も性格も海月好み、どっち？」

…ドSな質問です。

「優しい方かな。」

「答えになってない。」

「…どんな答えなら満足するの？」

「具体的に答えて。」

「二次元女性、そっちの方が優しいから。」

「じゃぁ、優しかったら三次元女性でも良いってこと？」

「…どういう意味かや？」

困った顔で聞き返して…って、いきなり抱きしめられッ！？

「私が優しくしたら好きになってくれる？」

「えっとー…。」

身を離され、それでもガッチリと両肩をつかまれ目を合わせてきます…。

「好きになってくれる？」

「…嫌いにはならない。」

「曖昧に答えないで。」

「…だよ。」

「聞こえない。」

「…だよ。」

今度は聞き取れたらしく、。

「…そう。」

そして、そっと重なる影と影…。







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