イ為ポン次郎の日記

2021年07月25日 11時54分

脱炭素社会は来ない・・・と思ってるという話

タグ: 本日の怪文書

 一応言っておくが、俺だってより環境負荷が少ない技術があればそっちの方がいいとは思ってる、エコも正しく行えば良い事であることは間違いない、二酸化炭素の排出量もNOx、SOxの排出もできるだけ抑えるというのは悪い事ではないと思ってる。

 ただ、昨今言われているSDGsや脱炭素社会の活動は正直疑問が多い、特に彼らは電池とモーターに過度な期待をし過ぎてテクノロジーがそれに全く追い付いていない状況をどう考えてるか甚だ疑問だ。

 これらの活動において大きく二つの問題があると思う。

 ①今と近い将来の人類の技術力で彼らの理想の社会は得られるか。
 ②活動が先鋭化し過ぎて現実的な方策を採れていないのではないか。

 この二点だ。

 ①について
 太陽光や風力等のいわゆる再生可能エネルギーの発電のみで人間の社会活動に必要なエネルギーを賄うのはかなり難しく、現状では環境に対する負荷が極めて大きいと言わざる得ない。

 風力に関してはとにかく発電施設の建造と安定的な発電が難しく、出力のバランスが悪い。
 現在様々な改良がなされているが、台風クラスの強風でへし折れたり、建造に多大なコストがかかるこの方式の問題は少なくない、主流化は遅れていると言っていい。

 太陽光発電に関しては最適な土地は農地との共食い状態である、砂漠は砂塵が障害になり管理が非常に難しい、洋上は海が荒れるためそれぞれクリアすべき課題が大きい。

 そしてどちらの方式にも言えることだが、自然環境に対する負荷が極めて大きい、太陽光発電のパネル設置場所が限られる国内では森林を伐開して設置した場所で土砂崩れ等の問題が出ているし、風力発電は発生する低周波等の影響が野生動物への被害に繋がっている。

 そもそもの話になるが、これらのエネルギーは全て太陽光由来である、太陽からのエネルギーがどの程度地球上に降り注ぐかを計算して、生物の活動に必要な量や大気の対流に必要なエネルギーやその他地球環境の維持に必要な部分を差し引き、更にそれが現状のテクノロジーでどの程度拾えるかを計算すれば多分これらの発電能力の絶対的上限は出てしまうのではないか(試しに色々サイトを見て回って、概算でも何とかと思って計算できるかやってみたが力尽きた・・・)。

 これら以外にも再生可能エネルギーの種類はバイオマスや地熱等あるが、どれに関しても環境負荷という点では一定の問題を抱えている。

 さらに言うと、電気というエネルギーは輸送時のロスが大きすぎる、当たり前だがサウジアラビアで火力発電を行いそれを日本に送電するよりも原油を運んだ方がロスは少ない。

 東京電力のサイトを見る限り日本でも4.8%程度はロスが発生してるようだ。
https://www.tepco.co.jp/pg/electricity-supply/quality.html

 まぁこの送電ロスはある程度技術革新でカバーできるだろう、だが蓄電のロスはどうだろうか、この比じゃないことは確実だろう。

 俺が考えるに現在の電気自動車は明らかに超低燃費化が進んだガソリン車よりも環境負荷がデカい、理由はこの蓄電のロスと送電網によるロス、さらには発電所の発電方式によっては排出するガス量も多いはずだ。

 日本でさえ発電量が足りずに夏と冬で電力需要のピークを避けてくれと言ってる状況で国内の全車両のエネルギーをさらに上乗せしたらどうなるかくらいすぐに分かる。

 特に自家用車ではないインフラや流通を支えるトラック等のディーゼル車は、要求されるパワーと航続距離と信頼性の上で内燃機関以外に未だに替えが効かない。

 ここまでで総合して考えるに脱炭素の動きは政治的なパフォーマンスかビジネス戦略であり、科学的な知見からの環境対策ではないと考えられる。


 拙い文章で申し訳ない上に事実誤認があるかもしれないが、とりあえず自分の考えを書いてみた、もし読んでくれて何か間違いがあれば言ってほしい。

 とりあず①についてのみ思ってることを書いてみた、②についてはそのうち・・・

イ為ポン次郎

あぁ、またこんな大作になっちまった・・・

2021年07月25日 11時57分

まる塩

電気ウナギとナマズで何とかならんのか?(´・ω・`)

2021年07月25日 11時58分

イ為ポン次郎

なんかもう一度読むと色々つっこみ入れたくなる部分が多いな

2021年07月25日 11時59分

イ為ポン次郎

まる塩さん アイツらの電気は瞬間最大がデカいだけでまともに生活に利用できんのや、同じ理由で雷も使えんらしい

2021年07月25日 12時00分

卜ルハン

上っ面だけの事ばかりで金を産む様な事がないからなんとやらって感じ。突き詰めると人類滅びるのが環境にとって一番とか言い出しかねん

2021年07月25日 12時05分

イ為ポン次郎

卜ルハンさん 書いててカネの話ができんかったのが痛いなと思った、人類滅ぶ話になるとGガンを思い出す。

2021年07月25日 12時07分

そら

よっしゃ原発ふやそ

2021年07月25日 12時08分

イ為ポン次郎

そらさん それなんだよなぁ、原発利権の連中がこの手の活動に結構絡んでたりするんだよなぁ

2021年07月25日 12時10分

ケトル

ガソリン消費分を電力供給に切り替えるのは発電所施設を大量増設しないといけない。送電網も全面増強が必要。今のところ効率よく蓄電できる方法も存在しない。電気自動車が綺麗に見えるなら勘違いしてるだけ。

2021年07月25日 12時16分

イ為ポン次郎

いや、ワイも大した事ないで、ここに書いたのだって単にワイの考えやし、あんまし数字的な話もできんかったからイマイチちゃんとした文章ではないでな

2021年07月25日 12時27分

イ為ポン次郎

ケトルさん ワイも電気自動車がまさかこんなに盛り上がるとは思わなかったよ、アレはどう考えてもテクノロジーが追いついてないって思ってたからな。

でもまぁ、今一番ヤバいと思うのはEUでガソリン車を廃止しようって流れやな、一般向けの自家用車ならまだしも、商業用の車を全部電気自動車にすんのは無茶やで…

2021年07月25日 12時32分

にゃんぱす

この意見が間違っているとは思いません。ただ、一つ大きな誤解はこれは科学の問題ではなく政治の問題だということなんです。今年は今後も災害が起きるでしょうが、それらはCO2のせいということにされていきます。脱炭素やSDGsはこれを推し進めたい連中が大義を作って大騒ぎしているにすぎません。世界はあるべき方向に向かわずに、政治によって動かされるということです。

2021年07月25日 12時46分

ひめお

こぞって色々言ってる連中おるけど、原油に変わるエネルギーを模索する方が良いような気がするわ。
太陽光パネルに関して言えば、伊豆の人間からしたら憎むべき存在だしな。
家庭用風力発電が全然耳に聞こえてこないのも問題だ。
自宅の電力は自宅である程度賄う方式をどんどん採用すれば良いと思うんだけどなぁ。

2021年07月25日 13時03分

イ為ポン次郎

にゃんぱすさん せやな、これはEUあたりが戦略的に進めてきたモンなのは間違いない、なんとなくだが京都議定書をポシャらせてパリ協定出したあたりから妙に活動が先鋭化したように思う、連中が日本をこの分野から遠ざけようとする動きにもまんまとハマったしな。

2021年07月25日 16時21分

イ為ポン次郎

ひめおさん 一番最初の部分でも触れてるけど、ワイも今メインになってるエネルギー以外により環境負荷が少ない代替可能な部分があればやっていくのもいいと思うんや。
ただ現状では現実的な手段を模索すれば、必ず石油エネルギーという選択は避けられないと思ってる。
やっぱり他の発電方法がとてもじゃないけど石油エネルギーにとって代わるレベルまで効率的に発電できてないんや、家庭で少し使う程度ならまだいけるかもしれんけど…

2021年07月25日 16時29分

にゃんぱす

10年前に節電節電言ってた連中はどこに消えたんでしょうね?エネルギー源探すより先に節電したほうがいいのでは?まあこれも政治の問題だからに他ならないんですけどね

2021年07月25日 17時31分

イ為ポン次郎

にゃんぱすさん 流行りモノはすぐに廃れるからな、扇動してる側の気分次第やでな

2021年07月25日 17時53分