yadaの日記

2021年03月11日 21時57分

料理雑記#3

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調理編。

食材とは何も我々のことを考えてくれはしない。ただ物質としてそこにあるので、それをおいしく食べられるようにするには料理という行為が必要。正しい下処理をしてこそ、人の営みといえる。
例えば、なぜ我々は肉を加熱して食うのか?という話。答えは簡単、生肉食うと腹壊すから。殺菌のための加熱。また、腐った肉は加熱しても腹を壊す。なぜかというと、肉に住んでる微生物が毒素を出すから。微生物は加熱で死んでも、加熱で壊れない毒素は枚挙に暇がない。この行為の目的意識をしっかり持っていれば、豚生レバーとか鳥刺しとかそう簡単に食えたもんじゃないことはわかるし、どこまで加熱時間と温度を削っていいかを考えることが出来る。逆に言えば、この考え方を持ってない奴が調理すると簡単に食中毒が起きる。エクストリームなものを食うのには食材の知識が確実に必要。
なぜごぼうは水に浸すか?何故昆布出汁を取るとき沸騰させてはいけないか?何故大根を炊くときに込めの研ぎ汁を使うか?ちゃんと知識があれば、不要な手間を省くことも思いのまま。
キノコを油多めで炒めたときの味と、油少なめで焼いたときの違い。同タマネギ。このへんは経験も含まれるが、こういう調理をしたら目的に合うのでは?といった探究心が、人間の料理への意地に貢献している。

だいぶポエミーになっちゃったな。料理は科学、料理は温度。俺はそう信じてる。