2020年05月16日 21時39分
自作PCのまとめ
自作PCを組み立てて、まだ本格的ではないけれど稼働中です。
・作り始めたきっかけ
ちょうど、コロナウイルスの解析も行っている「Folding@Home」という分散コンピューティングプロジェクトが立ち上がっていて、自分も参戦しています。
計算を回していて、もっと強力なマシンが欲しいなと思い始めたこと、現役のマシンがそろそろ4年になって変えるにもいい頃かなと思ったこと、10万円の給付金などもあって、「PCを新調しよう」とまずは考えました。
で、各社のモデルを調べ始めたのですが、自分の求める条件がちょっと特殊になってきたので、BTOで頼んでも必要以上に高くついてしまう、という結果になり、「自分で組む」形となりました。
・パーツの選定
マザーボード: ASRock X570 Pro 4
もともとは特に考えていなかったのですが、次のRyzenに対応するチップセットがX570(と未発売のB550)しかない、という情報が入ってきたので、X570に絞って探すことにしました。これでBTOマシンの大半が消えていった形です。
別にゲーミング系のような高度な機能はいらないので、X570採用のボードの中では比較的シンプルなものを選びました。
CPU: Ryzen 5 3500
もとはRyzen 5 3600あるいはRyzen 7 3700Xあたりで考えていたのですが、上に書いたように、次のRyzenに載せ替えられることを念頭に組んだので、「そこまでしか使わないなら」と1ランク落とした形です。
CPUクーラー: 純正品→虎徹 Mark II
とりあえず純正品で組んで試運転していたのですが、5コアのフル稼働が続く状況ではCPU温度が80℃を上回ってしまい、このままではまずいと急遽買いに行きました。交換後は周波数が上がっても60℃台に落ち着きました。
ストレージ: WD Blue SN550 NVMe M.2 SSD(1TB)
SATAのSSDとそんなに変わらない値段でNVMeにできるのでこれを選択しました。もとは500GBぐらいで考えていたのですが、容量を大きくすれば性能や耐久性まで上がるので、CPUを削った分で1TBのものを買うことにしました。
グラボ: 玄人志向 RTX 2070
Folding@Homeの処理性能がグラボで決まるので、それなりに資金を投入しました。2060あたりで考えていたのですが、数千円プラスぐらいの2070があったのでそれを選びました。
メモリ: G.skill DDR4-3600 16GB×2
仮想マシンを動かすので、容量は32GBが必要と判断しました。ただ、オーバークロックはあまり好みではないので、定格がもっと高いメモリにしておけばよかったかなと思っています(XMPを入れない場合、DDR4-2133で動作)。
電源: FSP製 750W
これは新規購入したものではなく、ちょうど手元に余っていたものを流用しています。ただ、音が大きいことやケーブルの抜き差しが効かないことなどが気になっていて、入れ替えるのもありかなと少し思ったりしています。
・感想
どうしようと調べている段階も楽しいけど、組み上がって動く瞬間もいいものだ。