枕元のティッシュの日記

2020年01月27日 20時54分

読み終えた

よるのばけものを読み終えた。
中学生のいじめをテーマにしている作品。
283ページある中で235ページ彼女はいじめを受け続ける。
夜になると化け物になる主人公。クラス全体からいじめを受ける女の子との話。
昼はクラスから仲間外れにされないようにいじめの傍観者。
夜はばけものの姿でいじめを受ける女の子と会話をする。
女の子と話しているうちに主人公の心がどんどん動いていくのが面白い。
昼の人の姿と夜のばけものの姿、どっちが本当の自分なのかという問いかけはあぁ…。ってなった。
昼と夜どっちが本当のばけものなんだろうね。
結局主人公が最後にとった行動は、もういないものと認識されてる彼女に挨拶を返すというのだった。
そのあと彼もいじめの標的になったのは作品最後の文章でわかって心がえぐられそうになった。
彼だけが彼女の本当の気持ちを知ってるんだもんな。
まあ面白かった。いじめられてる子が名前も名前の由来も現在付き合ってる子と同じで、ただただ心が痛かったぞ。
君の膵臓をたべたいが好きで住野よるの作品を一通り読んだ。
順位をつけるならどうなるのだろう…
よるのばけもの、また同じ夢を見ていた、かくしごと、青くて痛くて脆いかな?自分は。
幸せとは?と何回も問いかけてくるまた同じ夢を見ていたは読んでみて欲しいなあ。
付き合ってる子が本が好きでなら読んでみよかって感じだったけど案外あっさり読めるものね。
漫画すら読むの遅いと言われる自分ですらも1月中に6冊読めたよ。
明日から余命10年読む。
終わり。