リングの切符4

一通り酒を飲んだ後、眠気が増してきた。
「そろそろ寝ようか?」
「うん。おやすみ」英美は誠一郎の肩に頭を乗せ、腕を組んで来た。
「胸当たってるぞ」
「いいの。このままでいさせて…」寝息が聴こえる。誠一郎も目を瞑った。
6時。後30分で金沢に着く。
「英美ちゃん。起きて」誠一郎が起こす。
「んんん。わぁー!雪!凄いね」
「冬だからね。後30分で着くよ」
「今日の予定は?」
「ホテルで寝て、昼過ぎ位に兼六園に行こうか」
「わかった。ホテルでお風呂入りたい」
「そうだと思ったよ。ゆっくりしような」
「うん」
列車は定刻通り金沢に着いた。駅前のホテルに入り、チェックインを済ませる。ちょうど朝食時だったため、食事をし、部屋に入った。
「先に風呂入っておいでよ。ゆっくりね」
「有り難う。じゃあ、お先に」英美はバスルームに入った。
しばらくして、英美が出てきた。
「じゃあ俺も入るから」
「うん。行ってらっしゃい」
シャワーを浴びながら誠一郎は考えた。恋の予感。いや、そうではない。ただの友達か。英美との関係を、どう維持するか。でも、仕事を何とかしてあげたいとも思った。体を念入りに洗い、バスルームを出た。
英美がベッドの上で、正座しながら待っていた。浴衣姿、体のラインがいいせいか、官能的に見えた。
「んじゃ、寝ようか」
「うん」二人はごそごそとベッドに入った。

尻神さく(ゲラ)

景色が思い浮かぶようで、旅行に行きたくなりますね!
すごいドキドキするー/////

2019年11月25日 18時40分

米倉恵蔵@エロセクハラミータンスキーな部長

尻神さく(ゲラ)さん 私の記憶と、想像で成り立っていますねw

2019年11月25日 18時47分