ラオホちゃんの日記

2019年10月31日 15時19分

ながいながい最近の話

休みなので最近のことを書きます。

最近その1
早めに仕事が終わった土曜日、親しい異性からドライブに誘われてホイホイ着いて行きました。
ぽつぽつ小雨が降ってきて、怪しいお天気のその向こうで、紫とオレンジの織りなす強烈な夕焼けを、助手席の窓から眺めていました。まるでねるねるねるねのような、ハロウィーンの甘すぎるお菓子のような、不気味で美しい空でした。
着いた先は木更津のアウトレットでした。前日の大雨で千葉県は再三の大打撃を受けたばかり。ガラガラのアウトレットで催されていたクリスマスツリーの点灯式?には、哀愁さえ通り越して深い悲しみを覚えました。
ナイキショップで気ままに買い物する異性の後ろをくっついて回ったり、そのうち飽きて他のお店を見たり、そんなイベントを眺めてみたり、時間を持て余すだけ持て余して分かったことは、ここにわたしの居場所は無いし、欲しいものだって無いということでした。
帰りは海沿いの回転寿司屋さんで、光ものを食べて眠りにつきました。
千葉は金谷の黄金アジだっけ、いつかあれを食べたいと思ったけど、あのあたりの被災状況はどうなのだろう。そんなことを調べもせずにただ思い浮かべてはなんとも言えない気持ちを味わうのでした。



最近その2
お酒の飲める古本屋が近所に出来たとの噂を聞いて、仕事帰りに偵察に行って参りました。徒歩10分と聞いていたのに、実際歩くと15分はかかってしまいました。わたしの歩行速度の問題でしょうか。
狭いスペースに、所狭し…とは言えないような、よくいえばゆとりを持って、さまざまな書籍が陳列されていました。奥には数席のバーカウンターに、いかにも本が好きそうなおじさまが2人。店員さんはわたしと同じか、少し上くらいのサブカル青年といった風貌。
昔の本の、ツンとするようなインクの匂い。たまらねえぜ、と思いながらタイトルを眺めます。土地に所縁ある文豪や、郷土史の本。昔の海外ファッション誌、政治と宗教、酒の本。。。中でも心を射止められたのは、確かサントリーの季刊誌?だったか、酒にまつわる海外文学がまとめられている一冊でした。
カバーはなく、本体剥き出しのまま棚におさめられています。綺麗なボルドーの装丁。これは、運命。そのままバーカウンターの青年に、購入の旨を告げに行きましたが、古本屋ってやっぱりこわいね。思っていたより高かった、9200円。その時の手持ちでは足りなくて、尚且つカードも使えないものですから、諦めざるをえませんでした。
今になって思うのは、あああの時買えなくて良かったなということ。貧乏人の負け惜しみみたいになってしまいますが、見つけた時のあのときめきだけでわたしには十分に価値がありました。手に入れそびれた「運命」が、知らない誰かの手を渡ってときめきの再分配が行われることを、ぼんやりと想像して火照るのもまた一興です。



最近その3
飲み友達の同性に誘われて、お酒を飲みました。
行ってみたかった焼き鳥屋さんでささみワサビをつまみつつ、2軒目を考えていた時に、そういえばこの界隈に出会い酒場がある!ということを思い出し、そのまま酒にノリノリのテンションで出会い酒場の門をくぐりました。
入店早々、通常の飲みか、出会いを求めた飲みかの二択を迫られ、後者と告げるといきなり異性の待つテーブル席に投入されます。
そして何故か占いのサービス。占いは別のテーブルに呼ばれて一人一人の対応となるため、連れの同性が占われている間ずっと、6人の異性を1人で捌くという過酷なシチュエーションが続きます。いらしてる異性は顔は中から下(人のこと言えない)、人柄は皆さんやさしい方々でした。
とはいえ何が一番楽しかったかって、それははっきりいいますと「占い」です。わたしはその手のものに一切の興味関心は無いのですが、向こう2年は恋愛運最強、とのお墨付きを頂いてすっかりご機嫌に。と同時に、万が一それが外れた場合は潔くお一人様で人生を全うしようと心に誓いました。早くやってこないかな、包容力のある椎名桔平似の、高身長高収入酒豪の男が。。。
出会い酒場の面々とは雑に連絡先交換を済ませ、連れの同性がまた別の異性を召喚してくれるということになったので化粧直しをしていたところ、ようやく吹っ切れつつあった元好きな人から久々にお誘いのラインが来ており、いとも簡単に気持ちがぶり返してしまいました。ラインのトーク履歴も消しちゃったところにこうしてやってくる誘い文句は、それはそれは魔術的で。酔っていたものですから、喜び勇んでタクシー乗車。連れの同性との三軒目をキャンセルし彼のもとへと向かっていました。
失恋して以降も、何度か顔を合わせはしていたものの、隣で飲むのは久々でした。やましいことはもう要らない。ただ、幸せな時間だった。わたしの理想とする居場所は、悔しいけどやっぱここなんだなあとしみじみ感じつつ繰り返しハイボールを飲んでました。




最近その4
これは先々のことですが、いくつかのイベントに遊びに行く予定です。まず手始めにバスキア展。それからとある神社の神事。ファンクバンドのライブ。業界人のトークショー。ヒップホップのライブ。
いつもなら一人で行くはずのものを、全て他人と行ってみます。
楽しいかどうかはわからないけど、そして多分それなりに疲れちゃうんだけど、誰かの記憶の隅っこに少しずつお邪魔してみようかななんて思い始めているのです。
協調性高めるぞっ



最近その5
生まれて初めてカキフライを食べました。
長らく食わず嫌いしていた牡蠣に、どっぷりはまり込んだのが今年の年明けだったでしょうか。生牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣と順調に美味しいことを確認したはずが、気づけば止まっていた牡蠣活動。
そんな折、ランチに入った定食屋さんのメニューがどれもこれも魅力がなかったことをこれ幸いとし、頼んでみたのです。カキフライ定食。
結果、美味しかったです。とは言え、揚げたてのフライものはうまい、が正解で、それが牡蠣である必要性はあまり感じませんでした。やっぱり生か、焼きか蒸しがよいですね。ああ食べたいですね。

御主人様

行ってはならぬ、最高の居場所。

あ、牡蠣の食べ過ぎは、ご注意くださいませ。

2019年10月31日 17時08分

ラオホちゃん

御主人様さん ありがとう!

2019年11月01日 07時00分