はだしちゃんの日記

2019年08月04日 23時06分

はだしの羊


「帰るためだよ」が「カエル食べたよ」に聞こえて、何度聞き返してもそうにしか聞こえず、そのやりとりを憧れの大大先輩に見られていたとき、「もうだめかも」と思った。
この「もうだめかも」には恥ずかしさが1割、なんだかうまく言葉には表せないが不快ではない感覚が、残りの大半を占めていた。
日曜日にありがちな、平和なエピソードで宜しい。



昨晩は、日付が変わる前くらいまでお友達と飲んでいた。
すっぴんアンドださい格好でくる、との宣言を受けていたもんだから、油断して割に雑な身なりで行ったところ、まーありがちな女子の裏切りよ。
待ち合わせた店にはしっかりメイクにきれい目ファッションの端整なお顔立ちの美女がおりましてですね、わたしはボサボサの頭を思わず掻いた。

お友達、そう多くはないが、同性どうしのこういうお茶目な出し抜き行為みたいなもの、個人的にはすっごく好きだ。
引っかかったり、引っかけられたり。
これも一種のプレイ(遊び)なのである。




いつも通りのくだらない話をして、酔ったわたしはただただ人を褒め、酒量を重ねていく。
そんな中、アルコールが魅せる幻のようなところに、いつもそいつはいて、届かないと知りつつも連絡を打ってしまう。

会おう。

飲もう。


なんて脆弱なメッセージだろうか。






ケースA
21時の時点で上記。
人と飲んでおいて、別の人を誘う軽率さ。

「お酒ってこええ」
そうしてお酒のせいにして有耶無耶にしてはいるが、ほんに恐怖を覚えるべきは己のペラペラな人格についてであろう。
アルコールはただそれを、僅かばかり助長させてるに過ぎず。

23時ごろ、退店。
お返事は来ていてもタイミングは合わず。
わたしが布団でふかふかしてた頃、彼は駅前のお蕎麦屋さんでお腹を膨らましてから家路についたそうである。
1時半を回ったくらいか、絶対行けないのに「いまからあいにいくー!」って送ってる自分の軽率と執着について、重ね重ねてこわい。

あけて今夜、彼から飲みの誘いあり。
しかし大事なノンアル日和、今日は会わんのですと断り。
幻の中にいるような人だから、それが見えた時、会いたい時に会わなきゃなのです。
今日は見えなかった。だから、いいや。






話は変わる。
BRUTUS8月号のテーマは「ことば」。
パラパラと読んでみて思った感想。いい言葉、おもしろい言葉もこれだけ出揃うと均されてしまうもんだなと。

いい言葉との出会いは、必ずその人の生活の中にある。そしてたいてい主題とは別のところにある。見つけにくいわけではないけど、意識して出会おうと思って出会えるものではない。
さらには仮に出会っても、そんなに役に立たないことの方が多い。

眠くなったからここまで