はだしちゃんの日記

2019年08月02日 21時23分

はだしちゃんの夏

関西生まれの知り合いが、東京生まれのわたしの発する「めっちゃ」というワードにいちいち反応するのが楽しかった。
頻回に用いられる東京生まれからの「めっちゃ」は、どこかなにかが違うらしい。
幸いそれは嫌悪感ではなく、よく知ったものを新たな観点から見つめる瞬間に近いような感覚であるみたいなので、特に自重せず使い続ける。
どうでもいい話の中で、相手の心にピン!とアンテナが立つような瞬間が、こちらとしてもめっちゃ面白い。



そういうわけで、京都に来ている。
京都にいながらにして、斎藤茂吉とか宮沢賢治など東北にまつわる書物を読んでいる。うっふっふ。
文学にTPOはない、と思いつつ、一方で少しのちぐはぐさを楽しんでいる自分がいる。誰も傷つけないで、ささやかな罪深さを味わっている感じ。
そうしながら夜に頬張るプリンは、言うまでもなく最高で。





今日はね、昼間は六甲山に登ったの。
音もなく始まった8月が、山の上に行ったことで、急にひぐらしの声にまみれた。
ひぐらしといえば夏の終わりで、そこにこうして旅の終わりが重なってくる。
まだ長いと思っている季節も、一生も、いくつかの勘違いを含みながらにして、振り向けばあっという間になんでもなくなってしまっていくのだろう。
翻弄されてるうちに終わるぞ。
せいぜい楽しく過ごせたらいいね。


随分遠くまで来ちゃったから(宿から)、はだしちゃん駆けて帰ります。