人間サンドバッグの日記

2019年02月12日 17時20分

つくづく自分は非モテ体質だなって 後半その1

長くなったのでさらに分割。

喫煙所を後にした私は、すぐに会場の飲食コーナーへ。
しかし戻ったところで事態が好転する気配はありません。

幸せは歩いて来ない♪
だけど怖くて進めない♪
一日地蔵♪
三日も地蔵♪
何年立っても動かない♪

こんな半生でしたので、ここに来て何かが変わることもありません。

時計を見ると残り時間は40分ほど。
知人は相手の女性が一人になったものの、いまだに楽しそうにお話中。

さて、これからどうしたものか…

「元を取るためにせめて食べるだけでも…」
と悪魔が囁きかけたとき。

声「あの…サンドバッグさん…でしたよね?」

声の方向に振り向くと、私に向かって女神の微笑みを向ける"あの人"が立っていたのでした。

女神「今、どなたかとお話していましたか?」

私「いえ、ちょうどお相手を探そうかと(キリッ」
(フリートークになってから誰とも話してねーけどな(;_;))

女神「それは良かったです。私もちょうど相手方が席を立ったので。よろしかったら座ってお話しませんか?」

捨てる神(知人)あれば、拾う女神あり。

女神に誘われるがままにソフトドリンクを手に、飲食コーナーに張り付く地蔵たちを横目に、会場中央の席へと歩を進めたのでした。

「私のこと覚えています?」
と女神が開口一番。

覚えるも何も、この会場内で三大女神のうちの一人だと思ったのがこの方で、着席トークの最後で対面できたときは、心の中でデストラーデガッツポーズをかましましたので、女神様のことしか覚えていません。
トークが終わった直後に「顔に見とれていてまともに話せなかった…」と落胆したことも含めて。

そんな思いが脳裏を駆け巡りましたが、ここは高ぶる気持ちを抑えて紳士に返さねば…

ちなみに彼女は20代後半でスキルアップのために転職活動中という活発的な方。
結婚希望も年上という、まさにアラフォー非モテの精神を具現化したような方。

「もちろんです。マリさん(仮名)でしたよね。先ほどのトークで最後にお会いしましたよね。一番印象的でしたので覚えていますよ。」
「あのときは時間切れでお話が途中で終わってしまい、とても残念に思っていたところです。またお話できる機会ができて嬉しく思います。」

これはキマった…完璧過ぎる。
と自画自賛したのも束の間、女神様からは

女神「え?笑 でしたらフリートークで話しかけてくださったら良かったのに。私、しばらく一人で座ってましたよ?笑」

完全に蛇足かつ墓穴。
紳士などを装わず、単に嬉しいとだけ返せばよかった…

女神「ごめんなさい。冗談ですよ笑 サンドバッグさん、フリートークになってから姿が見えなくなりましたよね。おタバコでもお吸いに?」

完全に主導権を握られ、泡を吹いて倒れそうになったのですが

女神「私もタバコは吸うので吸われる方は大丈夫ですよ。むしろ私が吸うので嫌煙家だと私が困るんですけど笑」

コミュ障パワーを発揮した私は、返事にもならない「あ〜、えっと…」「ウー」「ワー」などとしか返しておらず、しかし話術に長けた女神様のおかげで何とか話が進みまして。

あっという間にフリートーク終了5分前のアナウンス。

そのとき女神様が
「サンドバッグさんって思ったとおり面白い方ですね。私、投票はサンドバッグさんにしますね。」
と言ってくださいました。

投票とは、パーティーの最後に印象の良かった人数人をアンケートで答え、その答えが互いに一致する人と連絡先を交換できるというもの。
これもよくあるやつですね。

今回は3名まで名前を書けるので、女神様と着席時に話をした人2名の名前を書きました。

パーティーの最後はビンゴ大会です。
別名アンケートの集計をするための時間稼ぎタイムとも。

景品は当たっても商品券3000円くらいなので、皆、あまりやる気がありません。
そんな景品でも元々運のない私が当たるはずもなく、ようやく話すことのできた知人と手応えを確認しあっていました。

私は女神様の可能性がありましたが、万が一を想定して知人には言わず。
知人はすでに一人の連絡先を聞いており(ルール違反ですが)アンケートの結果を待たずしてWinner!Winner!Chicken Dinner!となっており、ドヤ顔で私に結果を語ってくれました。

形式だけのビンゴが終わり、いよいよ勝者たちの発表です。

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