怒りの三点バーストの日記

2011年09月03日 03時43分

友人とこのような話をした

エログロ話あり。耐性ない奴は今すぐ迂回しろ。


















結論から言わせてもらおう。俺はおそらく、カニバリズムに走る危険性を孕んでいる。というのも、俺は血とか汗とか精液とか愛液とか、互いの体液が限界まで混じり合って何がどうなってるのか訳が分からないようなセックスや、互いの血液を唇に擦り付け合ってのむさぼり合うようなキス、はたまた死体を貪り食う女ゾンビなどに性的興奮を覚えるからである。また、同時に俺は非常にプライドが高く、嫉妬深いので、緊縛調教や監禁や無理心中を図るという危険性も孕んでいる。これは過去に本気で人を好きになったはいいが、全くその人間がものにならなかったことがあり、その際にそいつを殺して自分も死ぬということをしばしば真剣に考えたことがあるという経験から鑑みることができる。
以上に加え、俺は生来、「燃え滾るような恋愛以外は恋愛ではない」という恋愛観で生きてきたので、特にこう言った「精神的に限界ギリギリの人間にありがちな性的嗜好」を発露しやすい。だからこそ、俺は恋愛というものを忌避している。俺の性癖は間違いなく人を傷つけるし、仮にこのような性的嗜好がかみ合う人がいたとしても、きっと互いに破滅的な男女交際をすることになると思うから。

さて、そこで俺はこう考えた。とかく、このようなねっとりとした性的嗜好を持っている人間は、そのような性的嗜好をぶつけても問題にならないような特殊空間で、かつ女との縁ができないように、ありあまる性欲を処理する必要がある。すなわち、風俗である。従って、俺は風俗に通っている訳であるが、そんな日々の中でふとこんなことを思った。

恐らく、結婚したら(恐らく、あまりひどくない限り、見合いで一番最初に会った女性と結婚することになると思う。その程度のギャンブルにも勝てなくて、人生という盛大なギャンブル劇を乗り越えることはできないと思うから)風俗に通うのを止めなければならないだろう。しかし、自分のそのような性癖を相手にぶつける訳にはいかない。さて、俺はどうしたらいいのか。


そう友人に話したところ、友人からこんな答えが返ってきた。
「性欲がやや枯れてから結婚しろ。それまでひたすら風俗通え」
なるほど、と俺は友人のその言葉に深い感心の念を覚えつつ、グラスに入っていたキールを、一気にぐいっと胃の中へ流し込んだ。