まいど。オフにはちょくちょく参加しますが印象の薄いしんです。

前回の反応に気をよくして２回目のボドゲオフを開催しました。
人数とプレイ時間を前回よりも増やすという、ちょっと冒険企画でありました。

今回のオフ参加者は五名。

参加者（敬称略）
・しん
・ヨコ
・lanua
・ケミカ
・りょー

場所は前回同様コロコロ堂。

http://korokorodou.com/

千代田線根津駅というのは自分的にはちょっとアクセス的にめんどくさいんですが
店が駅から近いのと、前回利用して勝手がわかってる事もあって他の候補地は考慮
しませんでした。渋谷とか秋葉原とか、プレイスペースはあちこちあるんですがね。

今回も懸念していた欠員がでることなく、フルメンバーで遊ぶ事ができました。
今回もお初の人が多かったのでドキドキものだったのは内緒です。

で、今回遊んだゲームですが。

・レースギャロッポ



障害物競争のゲームです。

各プレイヤーは１～６までの数字が描かれたカードを持ちます。
その中から１枚を選んでいっせーのせっでカードを公開し、選んだカードの数だけ
コマを進めます。これを繰り返してもっとも先のマスに進んだ人が勝ち。

これだけだと何が面白いのかわからないと思いますが、１つのマスには１つのコマ
しか入れない為、後ろから来たコマが存在するマスに入ってきた場合、元からいる
コマは空いている後ろのマスまで戻らなければなりません。

なので、それまでトップを走っていたコマが一瞬にしてビリっけつになるという
展開が頻繁に発生します。

それに加え、小さい数字を出したコマから動かしていく為大きな数字を出した
後手番の人は自分が思い描いたようにコマを進める事ができず、障害物に突っ込み
一回休みになってしまうこともしばしば。

ダンゴレースを抜け出してぶっちぎったlanuaさん(写真の黄色いコマ)の勝ち。


・ナイアガラ



ゲームの外箱をも利用して遊ぶ、ファイト一発オロナミンＣなゲーム(？)です。

カヌーで川を下り、川辺にある宝石を集めるのが目的です。
プレイヤーはレースギャロッポの時と同様、進める数が描かれたパドルカードを
持ち、その分だけ自分のカヌーを動かします。

宝石のそばについたら移動力の一部を使ってカヌーに宝石を積み込みますが、ただ
積むだけでは自分の物にはなりません。積んだカヌーを桟橋まで持ち帰る必要が
あるのです。

しかし川は常に流れていくもの。そう簡単には帰れません。
皆が出したパドルカードの内、もっとも小さい数字と天候によって川の流れる早さが
変わってきます。下手すれば宝石を積んだまま滝壺まで流される事もありえるのです。

二艘あるカヌーを使ってうまく宝石を集めた僕とケミカさんが規定数の宝石を集めて
ゲーム終了。集めた宝石の内容的にケミカさんが勝利しました。


・呪いのミイラ



ピラミッドの中でお宝を集めるゲーム。

プレイヤーはまずミイラ役と探検者役に分かれます。
ゲームのボードを衝立のように立て、一方をミイラ側、もう一方を探検者側が見ます。

コマは磁石でボードにくっつくようになっています。そして、ミイラ側は探検者コマが
見えないようになっています。

目的はミイラ側が探検者を捕まえて規定数のアンクを集める事。探検者側は最初に
与えられた規定の宝物をコンプリートする事。

まずは探検者がダイスを振って進む数を宣言します。進んだ先に探し求める宝物が
あればそれを取得した事も宣言します。ミイラはこの宣言を元に探検者を捕獲しに
動く事になるのです。

今回lanuaさんがミイラ役だったのですが、他の探検者の位置や宣言した数字を記憶
していて、やたら勘の良いミイラだった為、あわや規定のアンクを集めて勝利寸前
というところでした。間一髪でケミカさんが宝物揃えて勝利しましたが。

ちなみにミイラが探検者を捕獲したときの様子が動画でアップされてたので載せて
おきます。白いのがミイラコマです。捕まえるとカチッと音がして気持ちよいです。




・ブロックス



テトリスに出てくるようなブロックを使った陣取りゲーム。
今回これだけ４人用だったので、僕はインストして眺めてました。

各自ボードの角から自分のブロックを配置していきます。

自分のブロックについては辺ではなく角が接するようにしか配置する事ができず、
最終的に置ききれなくなったブロックはマイナスとなります。

他人の陣地にうまく切り込んで、いかに自分の減点を少なくするようにブロックを
配置していくかを競うゲームです。

この中で唯一の経験者りょーさんがいい感じで陣地を構築していきましたが、結果は
なんとケミカさんが全てのブロックを置ききっての勝利でした。すげえ！


・チケットトゥライド



北米を列車で旅するゲームです。

プレイヤーはまず目的地カードを選びます。
ロサンゼルス～ニューヨークとか、ボストン～マイアミといった具合に区間とそれを
達成した時に得られる点数が描いてあります。

この区間を自分のコマで繋ぐ為にプレイヤーは列車カードを集めるのですが、カードは
一度に区間のマス数と同じ枚数を出さなければならず、カードを集めている間に他の人
がその区間を自分のコマで埋めてしまう可能性があります。

区間を埋められてしまう事で、自分のコマは大きく迂回しなければならない羽目になる
為、重要な区間は早めに自分のコマで抑えておかないといけません。

短い区間をいくつも抑えて小刻みに点を稼いでいくか、長い区間で一気に大量得点を
するか、戦法は様々ですが、今回は長い区間を次々と抑えていったりょーさんの圧勝。

ちなみにこのゲーム、iPhoneやiPadのアプリであるので一時期よー遊んでました。
ルール簡単なのでおすすめ。


・フンタ 大統領万歳



暇さえあれば内戦ばかりしていたバナナ共和国も一時平和が訪れました。
しかし基本的には私腹を肥やす事しか考えてない奴らばかり。平穏な日々は続きません。

プレイヤーはまずバナナ共和国の大統領を決め、大統領以外のプレイヤーは反体制側の
ファミリーとしてプレイします。

大統領はまず海外からの援助金(カード)を着服し、その上で反体制側のプレイヤーに
自分に味方するよう賄賂を提示します。

反体制側のプレイヤーは提示された賄賂を見て、自分の動向を決めます。
動向は大統領もしくは他の誰かを攻めるか、自分もしくは大統領を守るかという事に
なり、大統領を守ってもし大統領が健在だった時のみ、提示された賄賂を受け取る事
ができます。逆に反体制派が勝利した場合、勝利者の中から次の大統領が誕生します。

戦闘が終了したら稼いだ金で自分の邸宅を豪華にしたり私兵を雇ったりして、最終的に
規定の点数に達したプレイヤーが勝ち。点数は邸宅やカードなどで上がります。

大統領を示すサングラス(コンポーネントの一部です)をかけて、人相悪くなったヨコ
大統領がもっとも早い段階で私兵をずらりと揃え、何度か他のプレイヤーに蹴落とされ
て手札を失うも邸宅を揃えて勝利まで後一歩！

………というところで最後にしれっと大統領に就任したlanuaさんが手札から勝利点の
カードを公開して規定の勝利点に達し、汚職政治家共の醜い争いに見事勝利しました。

他者を攻撃するのが当然、というシステムなので好みは分かれるかと思いますが
攻撃といってもえらい軽いノリなので会話を楽しみながら遊べるゲームです。

元になった「フンタ」というゲームは最大７人で５～６時間かかるゲームなんですが、
こちらはシステムを変えて手軽に遊べるようになってます。


………と、まあそんな具合で終わってみればなんだかんだで約５時間近く、途中脱落
する人もなく遊ぶ事ができました。参加してくれた皆様、ありがとうございました。

今回は２回目という事もあって前回より、より「ボードゲーム」という内容のものを
用意したんですが、ゲームはまだ他にも色々あるので、機会があればまたお願いします。

あと、遊んだゲームで一番これが好き、ってのがあったら教えて頂けると嬉しいです。


帰りはちょっとしゃべりすぎで喉が渇いていた事もあり、アメ横でクロイヌさんに
教えてもらったたきおかに寄って、柄にもなくビールなど飲んでしまいました。



注文した際に都度前払いというシステムに面食らいましたが料理は安いし案外楽しい
ですね、立ち飲み。また上野方面に行く事あったら今度はポスカさんに教えてもらった
カドクラに行ってみようと思います。ってかたきおかの真向かいなのね………。