「引き寄せの公式」　山富浩司

『思考は現実化する』を正確に言い直すと、
『感情を伴った思考だけが現実化する』
『感情が思考より現実化する』のです。p28

『心のブレーキ』とは、「できるわけがない」といった
『マイナスの思い込み』と、つらい、悲しい、怖い、腹
　が立つなどの『行き過ぎた不要な感情』のふたつです。p33

「ピンチとチャンスはワンセット」p44

『引き寄せ』が起こる前には、影の部分が先に現れることがあります。
　その時の「落胆の気持ち」こそ引き寄せの「落とし穴」です。p46

日々の中に幸せを感じていると、より幸せなことが。
日々の中に嫌なことを感じていると、より嫌なことが引き寄せられます。p47

「イライラ」「悲しみ」「不安」などのマイナス感情を、
　短時間で手放すことを意識することが大切です。p50

理論理屈よりも、『感情』プラスゾーンになれば
『幸せな引き寄せ』は加速していくわけですから。p52

夢は「願う」と叶わない　p52

願っても叶わない理由。
それは『引き寄せ』は、イメージしたことがその通り叶うためです。p54

『すでに夢や望みが叶っている状態を宣言してイメージする』p55

「私には豊かなお金が流れてきている」「私は日々健康になっている」
というように、「現在進行形」のアファメーションにすると潜在意識
に抵抗されることもありませんのでお勧めです。p56

これらの言葉には、想像をはるかに超えたパワーがあります。
「願っている人」から「すでに叶っている人」に大きく変わります。p56

『夢は願わずに、叶っているように現在進行形でイメージする』
とても簡単ですが、パワフルな方法です。p56

「他人の幸せを祝福できないうちは、
　夢や願いを引き寄せることはできないよ」p57

その時から、他人の幸せを祝福するようにしてみました。
幸せそうなカップルや家族を見つけると、心の中で「お幸せに！」
「素敵な時間を」と声をかけるようにしました。p58

他人の幸せをねたんだり、うらやましく思うと、
自分の潜在意識には、
「幸せは不要なもの。自分には縁がないもの」
と刻まれてしまいます。p58
逆に他人の幸せを祝福すると、自身の潜在意識には
「幸せは自分にとってふさわしいもの。喜ばしいこと」
と刻まれます。その意識が現実の幸せを引き寄せるのです。p59

『幸せを引き寄せるには、他人の幸せを祝福する』p59

このことが大切なのは、もうひとつの理由があります。
『引き寄せの急ブレーキ』から、あなたを守るためです。
他人の幸せ、成果や『引き寄せ』にジェラシーを抱くと
『引き寄せ』に急ブレーキがかかるのです。p60

引き寄せの正体、求心力は『感情』です。
『超引き寄せ』も同じです。
『超引き寄せ』の一番の求心力は『感情』です。
『抱いた感情、今持っている感情と同じ感情を伴うできごとが起こる』
これが『引き寄せ』です。p60

「くそ～」と思ったら別の楽しいことを思い浮かべることです。p61

『感情をコントロールできる手法を身に付けておく』
　これは『引き寄せの究極のマスターキー』です。
　あなたの『引き寄せ』を大きく加速してくれます。p61

『夢や願いは一生懸命、頑張ったり強くイメージするだけでは不十分』p63
『引き寄せ』のイメージングやアクションを取っている時に
『ワクワク感があるかどうか』が最大の鍵です。p63

「引き寄せの正体は感情』です。
　感じている感情と同じ種類の感情の結果が引き寄せられます。p63

「無理して」頑張っている状態は「つらい感情」に支配されています。
　すると、結果は「つらい結果」を引き寄せてしまうということです。
「つらい感情」が「つらい結果」を引き寄せるためです。p64

「ワクワク感がない」場合には、無理して頑張るよりも
　ネガティブな感情を手放すことを優先する　p65

ネガティブな感情を持ったまま「いい気分」や「ワクワク感」
を同時に感じることはできないのです。p65

そんな場合には、まずはネガティブな感情や『マイナスの思い込み』
を「捨てる」ことを優先することです。p65

新しいものを得ようと思う時は、まずは今まで持っている
不要なものを捨てることが大切です。心も同じです。p66

「『引き寄せ』の正体は感情」p69

『和の引き寄せ』とは、自分だけの成功を求める
「たぐり寄せる『引き寄せ』」ではありません。
自分の夢が叶った時に、喜ぶのは自分だけでなく、
他者も喜びに満ちている。それが『和の引き寄せ』
です。p84

『洋の引き寄せ』から『和の引き寄せ』に変えると
　夢は叶っていきます。p85

『引き寄せの落とし穴』の正体は、「自分だけが得よう」
　という気持ちです。p86
『超引き寄せ』の本質は、天や宇宙とつながること。
　得ることではなく与えることです。p87

超引き寄せでは『やりかたよりありかた』がとても大切です。p88

「足るを知り」「なんのために」仕事をしているのかの
　想いが明確になった時、仕事は『志事』になっていきます。
『競争より共創』が未来をつくるのです。p91

良いことも望まないことも、心で思い感じている
そのままのことを引き寄せるのです。p94

『究極の引き寄せ』とは、なにかを手に入れたりすることではなく、
『幸せ感』を得ることなのです。p98

『和の引き寄せ』や『超引き寄せ』とは、
　そんな『幸せ感の連鎖』であり、
　天や宇宙とつながる方法なのです。p99

　私にとっての、『ありかた』とは、心のありかた、持ちようです。
「目の前の人、今していることに全力で向き合う」ということです。p102

「やりかた」より「ありかた」を意識すると『引き寄せ』も
　大きく加速します。それが『和の引き寄せ』です。p103

『心のブレーキ』とは『できるわけがない』といった
『マイナスの思い込み』や『行き過ぎたネガティブな感情』です。p107

心のブレーキが外れると、頑張る必要がなくなります。p107

『めいっぱい踏んでいるアクセルをさらに踏むのでなく、
　同時に踏んでいる心のブレーキを外す』p108
　その後は『幸せ引き寄せ体質』に変わっていきます。
「マイナスの思い込み」や「ネガティブな感情」を手放すと、
『引き寄せ』は大きく加速していくのです。p108

あなたの本質はチャレンジャーであり、
生まれながらにしての『引き寄せの達人』なのです。p114

『ありのままの自分』を認めると人生が一変！p115
「ありのままの自分を認め愛することです」p115

「人に迷惑をかけていい」「なにもしなくてもいい」
「自堕落でもいい」ということではありません。
「ありのまま」と「今のまま」は違います。
そのことは『引き寄せの最大の師』である『赤ちゃん』
を思い浮かべるとわかります。p116

「今のままでいい」と思わず、常に成長しチャレンジし続けます。
それが本来のあなた自身の本質であり、
「ありのままの自分を認め愛する」本当の意味です。p116
ありのままの自分を認め愛せるように自己受容して「超引き寄せ」
を起こすには、頑張るのではなく、本来の自分自身に
「戻っていく」という考え方が大切です。p117

「あなたは、他の人やご家族にされてきたように、
　自分自身にも愛を注いでいますか？」
「ありのままのあなたを認め、愛していますか？」p119

いかに心地良くない感情を短期間で手放すことができるかが、
その後の『引き寄せ』に大きく関わってきます。p122

　日常は、奇跡と無償の愛に包まれていますね。p125
「日常＝あたりまえ」ではありません。
「あたりまえ」は「大当たり～！」が「目の前」にあるから
『当たり前』なんです。
　あなたはすでにたくさんの「大当たり～」を「目の前」にし、
　無償の愛を受けている素晴らしい存在です。p126

あなたの本質は無償の愛を受け、与えるチャレンジャーです。p128

「重い荷物」を持ったまま、歯をくいしばって頑張って
歩く必要はないのです。「重い荷物」を降ろせば楽に歩けます。
『マイナスの思い込み』や『自己否定の気持ち』も同じです。
それらの余分な『心の荷物』を降ろすと、あなたは本来の姿に
『戻っていく』ことができます。そう、「頑張る」のではなく、
『戻っていく』のです。p129

あなた本来の姿は、チャレンジャーであり、勇者であり、
無償の愛を受け、無償の愛を与える人です。p129

　自信は、「自分を信じる」と書きます。
『ありなままの自分を認め信じること』
　それが自信になります。p131

「あたりまえ」は「大当たり！」が目の前にあるから「当たり前」p132

「些細なことでも喜ぶ」p133

『身体のエネルギー』に加えて『心のエネルギー』
　も高めておくことが大切です。p144

「心のエネルギーが低い状態」とは不安や怒り、ねたみ、
イライラなどのネガティブな感情や「できるわけない」
といった「マイナスの思い込み」に心がとらわれている状態です。p145

早めに自己否定から、ありのままの自分を認める
『自己受容』に変えていくことが大切です。p145

『楽しく食事に集中して食べる』というのは、
「食事に対するありかた」です。少し硬い表現ですね。
要は「『ながら食べ』はしない」ということです。p148

「ながら食べ」が良くないのは、よく噛まずに
食べてしまうからです。よく噛まずに食べると
消化にとても時間がかかり、相当なエネルギー
を消化に要してしまいます。p148

『和の引き寄せ』を起こすには「やりかた」より「ありかた」が
大切です。「ありかた」とは「今目の前の人や、おこなっている
ことに全力を尽くす」ということです。p149

「３段食べ」とは、食事を「食べる前」「食べている最中」
「食べた後」の３段階に分けておこなう方法です。
最初は食べる前です。
食べる前に食事を見て、「おいしそう～」と心の中で思います。
２段階目は食べている最中です。
食事に集中して「おいしい～」と食べます。
そして最後は３段階目です。
「おいしかった～」と食事の余韻を味わいます。
１回の食事で、食べる前、食べている最中、
食べた後の３回感動できるのです。
食事を味わって食べると、ドーパミンという
ホルモンが出てきます。ドーパミンが出やすく
なると小さなことにも幸せを感じられるように
なってきます。p150

その「ゴールデンルール」が「ありのままの自分を認め愛する」
ということです。「自己受容」ができている状態です。
「ありのままの自分を認め愛する」ことができると、
「心のエネルギー」も上がってきます。p154

前向きな気持ちで頑張ることは良いのですが「今の自分じゃだめだ」
という欠乏感が前提となって頑張ると、「自分はダメだ」という
自己否定の感情がより深く潜在意識に刻み込まれてしまう。p154

「心のエネルギー」が高い状態とは「赤ちゃんのような心の状態」
を指します。「自己受容」ができていて、「マイナスの思い込み」
や「行き過ぎたネガティブな感情」がない心の状態です。p155

「自分ほめノート」の書き方は、とっても簡単です。
日記を書く要領で、自分自身に「ナイス！」と思う
できごとがあれば、そのことを書いていくだけです。
書くものは手帳の片隅程度でも、小さな手帳に書い
てもかまいません。常に携帯できるサイズのものが
お勧めです。たとえば「電車でお年寄りに席を譲った」
「ゴミを拾った」「困っている人を助けてあげた」
等です。とにかく自分をほめてほめてほめまくるのです。
この方法は単純ですが、とっても効果があります。
その後は「引き寄せ」が起こってきます。p160

『「自分のため」ならできないことも
　「大切な人」のためならできる』p199

「人の幸せを自分のことのように喜ぶ」
それが『和の引き寄せ』を飛躍的に加速してくれます。p206

『エゴのある夢より、ハートのある和の夢が叶う』
これが『超引き寄せ』『和の引き寄せ』の本質です。p206

『２種類の心のブレーキ」とは、何なのでしょうか？
『「怒り」「恐怖」「悲しみ」「ねたみ」などのマイナス感情』
『マイナスの思い込み』このふたつです。p211

『引き寄せの正体は、感情』
「マイナスの感情」を持ち続けることは、
『引き寄せ』に対して一番の障壁となります。
「マイナスの感情」の手放し方については、
私はそれこそあらゆる方法を試し実践してきました。
その中でもっとも簡単で、効果があったのが
ミラクルタッピングでした。p213

潜在意識の中の一番根底にある
『マイナスの思い込み』は
「自分なんて」という「自己否定」
に気持ちと「自己重要感」の低さです。p214

『自己受容度』と『引き寄せ度数』は比例します。
「ありのままの自分を認め愛する」ことができる
ようになるにつれて、「超引き寄せ」も加速して
いくのです。「引き寄せを起こすマスターキー」は
「感情コントロールできる方法を持っているかどうか」
です。p214