itomasa7の日記

2016年01月22日 23時36分

【Kalafina FictionJunction CLUB会員限定 Kalafina 8th Anniversary LIVE 2016】感想

TSUTAYA O-Eastのライブっていつも
チケットの入場番号が1500番台とかで(つまりハズレチケット)、

もうライブハウス内は満員状態の中、
後ろかつ左右壁際にしか空いてなくて、
壁に寄っかかって目を瞑って(つぶって)耳のみに集中して聴く、
ってのに慣れてたので、

今回80番台だって事すっかり忘れて、
開場時間ギリギリに行っちゃいました。
(ファンクラブ限定だから予約数少なかったんですね。
思わぬいい入場番号が取れてました。)

危なかったー、
かなり先頭の方で入れました。


入場するとまだ人のほとんどいないライブハウス内で係の人が
「まだ、前の方空いてますよー」と言うので、

舞台左端の鉄柵そばに陣取ったのですが、
これが良かったのか良くなかったのか。


舞台真下(端っこだけど)なのでKalafinaメンバーはめっちゃ見えます。


だけど、舞台左右に設置された特大スピーカー左側の真下なので、
全然左側スピーカーの音が聴こえず(拾えず)
(基本的に反対側の右側のスピーカーの音を聴いていた?)、

ライブ開始直後は「O-East、いつもより全然音が軽くないか?」と
思ってしまうほど。

端っこに行くより、
少し後ろでもいいから真ん中に立てば良かったかなあと後悔もしたのですが、
ライブハウスのアリーナ(?)の真ん中なんて人が密集しまくってて、
スタンディングで押し合いへしあいしてめっちゃ疲れるので、
まあ、それは無理だったと思いますが・・・

しかし、音が軽くしかも偏って感じるようでは、
さすがに目を瞑って(つぶって)聴いても
全然いい音楽しめないか、と思ったので
珍しく舞台上のKalafina3人をガン見してました。


見てると気づくんですが、
3人のコーラスワークがウリのKalafina、

組み合わせとしては(計算すればすぐ分かりますが)

・ HIKARUが歌う

・ WAKANAが歌う

・ KEIKOが歌う

・ HIKARU×WAKANAが歌う

・ HIKARU×KEIKOが歌う

・ WAKANA×KEIKOが歌う

・ HIKARU×WAKANA×KEIKO全員が歌う

の7つがあります。
(+各楽器演奏や収録されたコーラス音との組み合わせも考えると更に増えるのですが)。


最終的には「歌による」なのでしょうが、
梶浦由記のKalafina楽曲の基本形は
「2人編成」「1人(ソロ)、1人(ソロ)の連なり」「ほぼ完全ソロ」で
3人全員が同じパートを歌う、って事が結構少なかったんですよね。
(後半の楽曲では3人全員、という歌もありましたが。)

・ 成人男性的な低い声のKEIKO

・ 母親的な女性的で広がりのある声のWAKANA

・ 少年/少女のような中性的な甲高い(尖った)声のHIKARU

この3人を、基本的には2人ずつ
組み合わせるのが梶浦由記流なのかな、
と思いました。

マイクを持つ手が上がる(口にマイクが行く)と
その人を見るようにしていたので、
結構Kalafinaのルールというか癖を見ぬいたような
気がしないでもないですね( ´ー`)




で、Kalafinaを見ながらの視聴だったのですが、
曲が進むほどに3人の歌声もノッてきて、
小ライブハウスの大きさも手伝って、
音がいい感じに(ノイズっぽさはなく)反響し、
まるでホームシアター感覚で歌姫たちの歌声に酔いしれました。
(左にズレた感じがなくなってきました。)

※ バンドも縮小編成(大コンサートホールなら弦楽器4人の所1人など)で
  これもまたホールの大きさと、音響の関係か、
  決してノイジーにならず、いい感じでBGMを奏でてました。


曲が良く聴こえるようになってきて思ったのですが、
ホールの大きさが丁度いいんでしょうかね。


ここ1年、武道館、国際フォーラムホールA、その他色々な場所で
Kalafinaを聴きましたが、
HIKARUが一番きつくなさそうに「綺麗な」声を張り上げてました。

※ ホールが大きければ観客も沢山入れられるので
  観に行く方も、集客する側もWin-Winのようですが、
  
  実際歌い手さんにとって大きすぎるホールは、
  ホール中に声を張り上げようとして
  (天井の高さや奥行きなどの上限に届かせようとして)、

  どうしても「無理」をしすぎて
  特にHIKARUは「子供の幼さを持った、尖った」声の性質上、
  声を甲高く張り上げすぎるとかすれてノイズが載ってしまう。

  それがO-East(キャパ2500人ぐらい)という小箱だと、
  全然無理に声を張り上げる必要もなく、
  気持ち良いほどに「綺麗な」声で歌えていました。


Kalafinaは今年で8周年、9年目開始、との事で、
最初に歌ったライブハウスであるO-Eastも
そこでのトークももう慣れたもんです、
との事でしたが「慣れ」以外にもO-Eastという
小箱で歌う意味あるんじゃないかな。

最近出来るだけ大きな箱を、と色々選んでたようですが、
(特にHIKARUの喉的に)結構限界だったんじゃないかなあ、
と思ってしまいました。


O-Eastぐらいの小箱で、後はスタンディングじゃなく
座って聴けたら最高なんですけどねえ。。。


HIKARUもWAKANAもKEIKOも、たまに舞台袖(端っこ前)まで来て
(多分隣の若い女の子達に)笑顔で手を振ってましたが、
まるでおじさんが微笑まれたかのように照れてしまいましたわ( ´ー`)


Kalafina、FictionJunctionと今年は「いい音」沢山聴きたいなあ。
武道館はもう勘弁だなあ・・・

※ あと同じようなキャパのライブハウスでも
  新木場スタジオコーストは絶対ありえません。

  あそこはスピーカーが巨大過ぎて、
  聴いてる観客の耳が死んでしまうので・・・

ケトル

細やかに観察されてますね。大きすぎる音はホントに危険。

2016年01月22日 23時43分

itomasa7

若くしてライブハウス難聴とかになっちゃう人も多いですからね・・

2016年01月24日 21時45分