2015年01月07日 12時33分
ひもてぷらす
軽く触れてください。
たまに自動ドアに書いてある、
自動ドアの根底を揺るがす文言。
半自動ドアじゃねぇか!
と、つっこみを入れるには経緯があります。
半自動と気づかず
ドアの前で僕は静止。
センサーにひっかかってないのかな?と
ちょっともぞもぞ動いてみたり、
それでも開かないドア。
センサーにひっかからないことに
胸を痛めた僕。
自分自身の存在を疑い始め、
自信喪失ついでに俯いたその時!
軽く触れてください。
な、なるほどね!
存在感なさすぎたわけじゃなかった!
軽く触れるタイプね!
そっ。 開かない。
そっ。 開かない。
ぐっ。 だめだ、僕は存在してないんだ。
たったたー。と僕を追い越す人。
そっ。 開いた。
僕はUターンして帰った。
なぜ開かなかったんだ。と
じっと手を見ると、とてつもなく
カッサカサだった。
憤怒。