しゅれでぃんがーの日記

2014年07月28日 00時14分

適当な記事に噛みつく@20140728

※ 転載

子供「勉強するのはサラリーマンになる為なの?」 ←どう答える?

1: 以下、でVIPがお送りします:2014/07/26(土) 08:03:52.65 ID:osNGL2ZY0

無限の可能性がどうたらとか、大嘘を言う時代でもないと思う

http://blog.livedoor.jp/kekkongo/archives/1791866.html

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これなー。塾講師やってた頃にも、「勉強って役に立つの?」って言う生徒は沢山いた。
しかも、良くない事に親が「学校の勉強なんて社会で役に立たない」みたいな事言っちゃう。

前提が全然違うんだよね。
飯を食っていく為に仕事をする、その仕事ごとに必要な知識とか技術が決まる。
だから、どんな知識が将来必要か、どんな仕事に就くかなんてのは、自分で選ぶものだ。
学校の勉強が役に立つ仕事もあるし、立たない仕事もある。
自分が何を生業にして飯を食っていきたいか、と言うのがスタート地点なのだ。
だから勿論、学校の勉強が必要ない仕事に就く自由はある。

そういう旨を伝えると、大体生徒は「ラーメン屋開く」とか「お笑い芸人になる」とか、
言い始める。
でも、勘違いしちゃいけないのは、どこの業界でもなんかしら勉強が必要だってことで。
それは確かに紙とペンもいらないし、数式も必要ないかもしれないけど、決して楽ではない。
むしろ、教科書に載ってない分、習得するのは難しいことだってある。

ここまで説明したあたりで、高校生くらいの生徒は、やっと
「なんかしら仕事はしなきゃいけないし、なんかしら努力は必要だ」
ってことに気付いてくれる。

小中学生くらいだと、まだ「働かないといけない」って事が実感できないから、
もうちょい噛み砕いて説明しないとダメだったりする。
例えば「毎日ご飯食べたいでしょ?」とか「エアコン付けたいでしょ?」とか。
少なくとも苦痛ではない程度の生活をするには、一定以上は稼がなきゃならない。
別に大金持ちを目指さなくてもいい。

塾講師やってた時に一番嬉しかったのは、
「偏差値の高い大学に入る事」とか「成績が上がる事」じゃなくて、
「生徒が自分の将来を生徒自身が考えて、志望学部を決めた」
時だったりする。

親に言われて、とかそんなんじゃなくて、自分で道を決めた生徒の目を見ると、
あ、こいつはもう大丈夫だな、と安心する。
そういう奴は、たとえ結果がベストじゃなくても(第一志望に合格しなくても)
自分で道を選択できるタフさを持ってる。

だから、
> 無限の可能性がどうたらとか、大嘘を言う時代でもないと思う
とかって言っちゃう大人は、結果しか見てないんだなーと思う。

子供の時にいろいろ悩んで、自分で自分の人生を決めていくプロセスが大事なのに、
「どうせサラリーマンになるから、大人しく勉強しとけ」
っていうのは、例え結果がそうなるとしても、そういう事じゃないのだ。

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何となく思った事をつらつら。

ちなみに、自分は職種を考えて学部を選んだので、少なくとも大学で勉強したことは
(全てじゃないにしろ)役に立ってると思ってる感じ。

hiro@最後のファンタジー

なんか興味深い話でした。俺くらいの年齢になってから気づくよりも、子供のときに気づけるって大事だよね。

2014年09月28日 20時43分